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今日は子どもたちを連れて、楓の家にお邪魔している。
貴「おじゃましまーす」
莉「かえちゃーん!莉玖来たよー!」
松「はーい、どうぞー!」
楓が女の子を抱えながら迎えてくれた。
渡辺家の
貴「つむちゃん大きくなったね〜」
松「もう1歳だからね〜。藍ちゃんだって、いつの間にか髪ふさふさになってるじゃん笑」
貴「最近やっと生えてきたの笑」
「よかったねぇ」と藍のほっぺをツンとしながら喋る楓。
貴「あ、莉玖〜、かえちゃんにそれ渡して?」
莉「はい、かえちゃん。どーぞ」
松「え!ケーキ?ありがとう〜」
莉「莉玖がもって来たんだよ!」
松「え!そうなの!?莉玖すごいじゃーん!カッコいいなぁ!」
えっへん!と誇らしげな莉玖。
最近"カッコいい"という言葉に敏感で、お手伝いをするとそれが聞けるということで、率先して何かをやろうとしてくれる。
貴「崩れてたらごめん笑」
松「大丈夫大丈夫、食べたら一緒だから」
莉「ママ、莉玖カッコいい?」
貴「うん!莉玖カッコいいよ!お手伝いしてくれてありがとう」
莉「んひひひ」
松「笑った顔深澤そっくりだね笑」
貴「寝顔もだよ笑」
つむちゃんは、渡辺に似た薄い唇が特徴的。
子どもたちが遊んでいる間、久しぶりの同期トークに花が咲く。
楓も渡辺から少し話は聞いているみたいで、あの部署の誰々さんが結婚したとか、不倫がバレて異動になったとか…笑
松「なんかこんなに口動かしたの久しぶりかも笑」
貴「わかるわかる笑。子どもにかける言葉もある程度限られてくるし、夫婦の時間も常に取れるわけじゃないしね〜」
松「そうそう!」
貴「楓なんて特にじゃない?仕事も辞めたわけだから、大人と話す機会なんてめっきり減ったでしょ」
松「そうなの〜!結婚する前はさ、仕事辞めても全然問題達ないと思ってたんだけど、いざこうなってみると、復職も考えるよねぇ…」
貴「なんで女が出産するんだろうねぇ笑。もちろんその分男の人より早くから親としての自覚は芽生えるし、子ども産んだことを後悔てるわけじゃないけどさ〜」
松「ほんとだよね!出産も男女選択可能な体の作りに進化してほしいわ笑」
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きこ(プロフ) - カさん» ありがとうございます💜 (2023年3月5日 16時) (レス) id: 60f4cd8162 (このIDを非表示/違反報告)
カ(プロフ) - きこさん» 作者自己満の作品に嬉しいコメントいただき涙涙です🥹非公開になっていました…!教えていただきありがとうございます!公開いたしましたので、ぜひお読みいただけると嬉しいです^ ^ (2023年3月5日 16時) (レス) id: 5b373ae6f8 (このIDを非表示/違反報告)
きこ(プロフ) - お話楽しみに読ませていただいています!ふっかさんみたいな人ホントにいたらいいのに(⸝⸝ ´艸`⸝⸝)思い違いでしたら申し訳ないですが、126話がないようなのですが… (2023年3月5日 6時) (レス) id: 60f4cd8162 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カ | 作成日時:2023年2月24日 20時