142 ページ42
離乳食の時期になると、さらに面白いことが起きた。
藍は白米オンリーのおかゆしか食べない。
よくある味付きとかフレーク入りとか、そういうのは尽くダメ。
莉「藍ちゃんとうもろこしが1番嫌いなんだよ」
莉玖の言葉の通り、とうもろこしの入ったご飯は、スプーンで掬って口に近づけるだけで、これでもかというくらい口を閉じる。
おかゆだけのときは、逆にバクバク食べるのに…
予言？のとおり白米系女子に。
…ってことは、プリンも好きなのか？
ビンゴ。
プリンが食べられる時期になると、今度はプリンしか食べないんじゃないかってくらいプリン大好き女子に。
莉玖のイマジナリーフレンドがまさか藍だったとは。
面白いこともあるんだな。
これには辰哉も大爆笑で、「こんなに当たるもんなのね笑」となぜか嬉しそう。
莉玖にとっては全く当然のことのようで、サラッとした顔をしていた。
莉「藍ちゃんはね、昔莉玖くんと一緒にお空にいたんだよ」
貴「そうなの？」
莉「うん。僕が先にお空からママとパパのところに来たんだけど、お空にいるときに2人であそこのお家に行こうねってお話ししてたの」
貴「そうなんだぁ。莉玖と藍ちゃんはなんでパパとママのとこに来てくれたの？」
莉「うーん？だってね！楽しそうだったんだもん！パパもママもいーっぱい笑ってたの！」
貴「お空から見ててくれたの？」
莉「うん、お空にいるみんなで見てるんだよ」
貴「そっか。莉玖も藍ちゃんもママたちのところに来てくれてありがとう」
莉「うん！」
本当に空の上にそんな世界があるのかはわからないけど、莉玖と藍が私たちのことを選んで来てくれたんなら、すごく嬉しいし、幸せ者だなと心がポカポカした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 497人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きこ(プロフ) - カさん» ありがとうございます💜 (2023年3月5日 16時) (
レス) id: 60f4cd8162 (このIDを非表示/違反報告)
カ(プロフ) - きこさん» 作者自己満の作品に嬉しいコメントいただき涙涙です🥹非公開になっていました…！教えていただきありがとうございます！公開いたしましたので、ぜひお読みいただけると嬉しいです^ ^ (2023年3月5日 16時) (レス) id: 5b373ae6f8 (このIDを非表示/違反報告)
きこ(プロフ) - お話楽しみに読ませていただいています！ふっかさんみたいな人ホントにいたらいいのに(⸝⸝ ´艸`⸝⸝)思い違いでしたら申し訳ないですが、126話がないようなのですが… (2023年3月5日 6時) (レス) id: 60f4cd8162 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カ | 作成日時：2023年2月24日 20時
