腐れ縁【紫】 3

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次の日検査をしたら、予想通り？陽性だった。

まさかこんなにすぐ赤ちゃんが来てくれるなんて思ってもなかったからビックリ。



タイミングよく辰哉が帰って来た。

深「ただいま〜」


莉「パパおかえりー！」


深「おー、莉玖ただいま！A？…ただいま！」


返事をせずにいると、


深「A？どうした？具合悪い？どっか痛いとことかある？」


と莉玖をおろし、慌てて近づいて来た。


クルッと振り返り、結果を見せる。


貴「…赤ちゃん、できた…！」


深「…えええええ！まじ！え、うそ！ほんとに！？」


貴「うん笑」


深「うわー！まじか！やばー！」




私のことをギューっと抱きしめてくれる。
莉玖があー！パパずるーい！と言って辰哉を指差すので、ごめんごめんと莉玖を抱き上げ3人でギュッとする。




深「莉玖！お兄ちゃんになるんだよ！」


莉「うん！僕お兄ちゃんになる！」


貴「あはは、莉玖くんかっこいいお兄ちゃんになれるかな〜？」


莉「なれるよ！だってにこちゃんのお兄ちゃんだもん！」


貴「あはは、そっかあ！笑」













どんな子が来てくれるんだろう。
男の子かな、女の子かな。


男の子だったら賑やかになるな〜。
女の子だったら、おませさんなのかな？




早く会いたいな。

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