132 辰哉side ページ32
お風呂から上がって来たAは、いつもと変わらないはずなのに、今日はやけに色っぽく感じる。
よく世間では、母親になったら女性は人が変わるとかいうけど、俺はどんなAも可愛くて綺麗だと思う。
莉玖が生まれてから、一段と凛としたというか、元々芯の通った女性だったのが、さらにかっこよさに磨きがかかった大人になった気がする。
お風呂上がりだから髪が濡れていて、頬が紅潮している。
やば、こんなに破壊力あったっけ？
なんだろうこの、見ちゃいけないものを見ている感じ。
普段から見慣れているはずなのに、心臓が速い。
深「Aおいで、髪乾かしてあげる」
貴「えー、ほんと？ありがと」
ドライヤーのスイッチを切り、サラサラの髪に指を通す。
そのまま頬をなぞるとAはくすぐったそうに肩をすくめた。
首まで手をおろし、後頭部へ回してAの唇を引き寄せる。
Aが目を瞑った。
まつ毛長いなー。鼻筋も通ってて、肌がスベスベ。
キス待ちの顔ってかあいいよね笑
このままキスしないでいたらどんな反応するんだろう笑
じーっと見つめていると、Aの目がパチっと開いた。
貴「た、つや？」
深「はは、ごめん笑。かあいくてつい笑」
貴「ちょっと、もー！恥ずかしいからやめて！」
顔を真っ赤にして俯き、俺の胸元をコツンと叩く。
Aの頭にある手と反対の手でその手を捕まえ、下を向くAの唇を掬うようにキスする。
貴「んん、」
深「だーめ、まだ」
長めにキスをすると少し苦しそうにしていたけど、そのまま寝室へ連れて行き、Aをベッドに寝かせる。
唇を離すと少し息の上がったAが艶っぽい表情で下から俺を見つめて来た。
その瞳は熱を帯びていて、うるうると揺れている。
深「かあーいい」
顔にかかった髪を耳にかけてあげる。
耳に触れると、ピクッと動く身体。
相変わらず耳が弱いのね笑。
俺たちは、久しぶりに大人の時間を楽しんだ。
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きこ(プロフ) - カさん» ありがとうございます💜 (2023年3月5日 16時) (
レス) id: 60f4cd8162 (このIDを非表示/違反報告)
カ(プロフ) - きこさん» 作者自己満の作品に嬉しいコメントいただき涙涙です🥹非公開になっていました…！教えていただきありがとうございます！公開いたしましたので、ぜひお読みいただけると嬉しいです^ ^ (2023年3月5日 16時) (レス) id: 5b373ae6f8 (このIDを非表示/違反報告)
きこ(プロフ) - お話楽しみに読ませていただいています！ふっかさんみたいな人ホントにいたらいいのに(⸝⸝ ´艸`⸝⸝)思い違いでしたら申し訳ないですが、126話がないようなのですが… (2023年3月5日 6時) (レス) id: 60f4cd8162 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カ | 作成日時：2023年2月24日 20時
