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オフィスに戻ると辰哉から連絡が入った。
時間給を取ったから早く帰るらしい。
帰り気をつけて帰ってきてねって。
午後の業務を終わらせて帰路につく。
ただいまーと玄関のドアを開けると、リビングの方からエプロンをした辰哉がお出迎えに来てくれた。
深「おかえり！」
貴「ただいま！エプロン似合うじゃん笑」
深「俺家庭的な男だからさ！笑」
靴を脱ぐと辰哉がカバンを持ってくれて、そのまま背中を押されてリビングへと連れて行かれる。
テーブルの上には美味しそうなご飯がいっぱい並んでいる。
深「A！誕生日おめでとう！」
貴「え！覚えてたの！？」
深「当たり前じゃーん！サプライズでお祝いするために朝言わなかったの！」
貴「えー、嬉しい！ありがとー！」
深「座って座って！」
貴「すごい！美味しそう！え、これハンバーグじゃん！辰哉1人で作れたの？」
深「Aのお母さんにレシピ聞いて作った！形はちょっと…だけど、味は大丈夫だから！」
貴「嬉しい！わざわざありがとう！」
深「いーえ！食べよう！」
________________
ケーキも食べてまったりしていると、辰哉が隣に座ってきておしゃれな袋を渡してくれた。
深「はい、プレゼント」
貴「え、ご飯作ってくれたのにプレゼントまであるの？」
深「当たり前じゃん！ご飯作るのはプレゼントじゃないよ笑！Aはいつもやってくれてるじゃん」
貴「んふ、ありがと！」
袋を開けると、中には私がずっと欲しいと言っていた香水と有名ブランドのお財布。
貴「え、これ2つとも私が欲しいって言ってたやつ…！覚えててくれたの？」
深「当たり前よ笑」
貴「こんな高価なもの…ありがとう」
深「プレゼントは気持ちだから！笑」
貴「…ありがとう！大切に使います！」
深「うん！喜んでもらえてよかった！」
貴「すっごい嬉しい！」
深「それと、もう1つ受け取って欲しいものがあるんだけど」
貴「ん？なに？」
これと言って差し出されたのは、キレイなブルーの小さな箱。
貴「…え、これって」
深「A、俺と結婚してください」
すごく嬉しいのに、どうするのが正解なのかわからない。朝のことやお昼のことが頭に浮かぶ。この指輪を受け取っていいのか。私にその資格があるのか。
辰哉は私と結婚して幸せになれるのか。
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きこ(プロフ) - カさん» ありがとうございます💜 (2023年3月5日 16時) (
レス) id: 60f4cd8162 (このIDを非表示/違反報告)
カ(プロフ) - きこさん» 作者自己満の作品に嬉しいコメントいただき涙涙です🥹非公開になっていました…！教えていただきありがとうございます！公開いたしましたので、ぜひお読みいただけると嬉しいです^ ^ (2023年3月5日 16時) (レス) id: 5b373ae6f8 (このIDを非表示/違反報告)
きこ(プロフ) - お話楽しみに読ませていただいています！ふっかさんみたいな人ホントにいたらいいのに(⸝⸝ ´艸`⸝⸝)思い違いでしたら申し訳ないですが、126話がないようなのですが… (2023年3月5日 6時) (レス) id: 60f4cd8162 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カ | 作成日時：2023年2月24日 20時
