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色んなことを考えながら、隣で男の子を微笑みながら見つめる辰哉の顔を見上げる。
辰哉は子ども欲しいって言ってたよな。
自分の夢を諦めるか家庭を諦めるかの2択しかないんだろうか。
辰哉は私と結婚したとして、私が子供を産まない選択をしたら、幸せになれるんだろうか。
"ん?A?どしたー?"
ハッと我に帰る。
深「なんか難しい顔してたよ」
貴「ああ、ごめんごめん!なんでもないよ笑」
深「ほんと?」
貴「うん、今日の夜ご飯何にしようかなって考え過ぎてたみたい笑。献立考えるのも結構大変だから笑」
深「そ?なんかあったら何でも言えよ?」
貴「うん、ありがと」
深「あ、そうだ、今日の晩ご飯は俺が作るからAは心配しないで!」
貴「え?辰哉が作ってくれるの?…大丈夫?」
深「お嬢さん、それどういう意味よ笑」
貴「いや、卵割れないのに作れるのかな?って笑」
深「俺だって作ることあるだろ!失礼だねえー」
貴「んふふ、ごめん笑。じゃあ、今日はお願いします」
深「おう!任せなさい!」
この時私は、今日が自分の誕生日だということをすっかり忘れていた。
そして、この後起こる出来事も全く予測していなかった。
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きこ(プロフ) - カさん» ありがとうございます💜 (2023年3月5日 16時) (レス) id: 60f4cd8162 (このIDを非表示/違反報告)
カ(プロフ) - きこさん» 作者自己満の作品に嬉しいコメントいただき涙涙です🥹非公開になっていました…!教えていただきありがとうございます!公開いたしましたので、ぜひお読みいただけると嬉しいです^ ^ (2023年3月5日 16時) (レス) id: 5b373ae6f8 (このIDを非表示/違反報告)
きこ(プロフ) - お話楽しみに読ませていただいています!ふっかさんみたいな人ホントにいたらいいのに(⸝⸝ ´艸`⸝⸝)思い違いでしたら申し訳ないですが、126話がないようなのですが… (2023年3月5日 6時) (レス) id: 60f4cd8162 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カ | 作成日時:2023年2月24日 20時