5. No side ページ5
今日も男たちのアジトには明かりが灯る。
阿「自宅の鍵は西田本人が持ってる。VIPルームに入られる前に拝借しておきたい。」
深「佐久間が目立っている隙に俺が軽く肩ぶつかりに行くから、そこで取るわ。」
岩「佐久間重要な役どころじゃん！笑」
佐「にゃは、アクロバットオタ芸とかやっちゃおうかな？笑」
深「おま、あんま変なことすんなよ」
阿「まあ、クラブの中は人でごった返してるだろうし、照明も暗めだからね。基本的に周囲の目と西田の気を惹きつけてくれてたらいいよ。」
佐「佐久間さん楽しみ〜！」
岩「よかったなー、佐久間！」
深「俺が鍵取ったら、照たちと合流してマンションに行く。」
岩「ふっか、鍵手に入れたら連絡して。クラブからちょっと離れたところに車回す。」
深「ん、ありがと。あそこのマンション結構セキュリティが厳重だから、住人じゃない人は事前に連絡のあった人しか入れないんだよ。だから、水道局から調査員が派遣されるってことにしてある。」
舘「なるほどね、それを担当するのが目黒とラウールか。」
目「俺とラウールは怪しまれないようにちゃんと全部屋回っておけばいいんだよね。で、連絡がきたらマンション内の火災報知器を鳴らすと。」
ラ「なんか演技するのドキドキする〜！」
渡「ランウェイのドキドキには負けるだろ笑」
向「俺は何したらええ？」
深「康二は、、、ない！笑」
向「嘘やん！ほんまに！？」
深「嘘嘘！笑」
阿「康二今回結構大事だよ。現金の回収係。火災報知器が鳴ったら、俺がマンションの電気設備いじって停電させるから、康二は屋上に行って引き上げ装置用意して待ってて」
向「わかった！」
渡「俺と涼太とふっかの3人で部屋に入んのね？」
深「そう。舘さんがカバン持って行ってくれるから、それに詰め込んで、引き上げ装置で屋上に送る。」
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作者名：カ | 作成日時：2023年2月21日 15時
