steal my love (ページ4)

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4. No side ページ4

その日の夜

深「お疲れっしたー」

貴「今日はちゃんと帰るんですね」

深「俺だって四六時中ここにいるわけじゃないのよ？笑」

警察署を出た深澤は、自宅ではなくある場所へと向かっていた。

明かりの消えた美容室。
裏口から中に入る

深「おーい、なべぇー」

渡「お、きたきた」

店内にいたのは渡辺ただ1人だけだった。
スタッフルームが光に照らされている。

深澤はそこに置かれたソファに腰掛け、渡辺に尋ねる。

深「んで？どうだった？なんかいい情報は手に入った？」

渡「やるとしたら金曜の夜だな。」

深「おー、仕事が早いねぇ。じゃあ早速みんなに知らせるか。」

渡「巷では清純派イケメンとして有名なあの俳優が、まさか違法ドラッグで金儲けしてるなんて、世間は思ってもないだろうな」

深「まあねぇ、でも楽しんでいられるのもあと数日よ。」

渡「いくらうちが個室だからって、クラブのVIPルームに行くって意気揚々と話してくるようじゃ詰めが甘いんだよ。まじもうダサダサくん。」

深「あははははっ、ダサダサくん笑」

深澤はSnowMan全員に「明日集合」と連絡をするためにスマホを取り出す。

彼らの仕事が始まるようである。