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14. Your side ページ14

そしてもう1つ。

恐らくグループのメンバーのほとんどが男性だということ。


今回の事件でほとんど確信に変わったが、基本的に彼らの実行内容においては、並外れた体力と運動能力が必要とされる。





今回、西田の部屋は15階にあった。
火災報知器が鳴り、マンションが停電したのが22:53。復旧まで約5分で、その間マンション内の廊下にいた人の中で何が動くものを見た、もしくは感じたと証言した人は誰もいなかった。




エレベーターも止まっていて使えなかったことを考えると、停電が始まってから、階段を使ってエントランスから15階まで登りきったことになる。








さらに、15階の住人で停電復旧後、すぐに部屋の外に出て周りを確認したと証言した人は、ドアを開けても誰もいなかったと話している。


つまり、彼らは5分の間で階段を15階分駆け上がっただけではなく、西田の部屋に入り、室内の物色も始めていたということになる。





こんなことができるのは、男性の中でもかなりのフィジカルを持つ人だけである。


仮にグループ内に女性がいたとしても、恐らく実行役ではなく、サポート役や頭脳を担当しているのだと思う。










そして最後。
これはあくまで私の推測の域を出ないのだが、1番重要で本当に私の推測で済んでほしいと願うこと。
 

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作者名: | 作成日時:2023年2月21日 15時

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