腐れ縁【紫】 2 (ページ8)

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58 辰哉side ページ8

コンビニから戻ってきて
翔太と自分のフロアに戻る。

深「いやぁ、Aの反応おもろすぎ」

渡「ぎゃははっ、やばかったな」

深「目ん玉飛び出そうになってたもんな笑」

渡「てか、ふっかどうすんの」

深「なにがぁ？」

渡「Aのこと、好きなんだろ？」

深「え、翔太にもバレてんの？笑」

渡「"も"って何笑」

深「んや、Aの弟にもバレてたのよ笑」

渡「ひゃはーっ、やばくね笑」

相変わらず黄色いおじさんに連れられてそうな笑い方なんだよな笑

深「うーん、ま、今は俺のこと意識してもらうように手を回してるとこだね」

渡「うわー、こえー笑」
　「え、まさか今日の噂も…？笑」

深「まぁねー、ここまで大ごとになっているとは思わなかったけど笑」

渡「ほんとにキスしたのかよ？笑」

深「いや、耳打ちしただけ笑」
　「まあでも、そう広がったんならそれはそれで笑」

深「あの子、自分で好きとか自覚できないタイプなのよ笑」

渡「え、なに、周りに言われて気づく的な？」

深「そうそう、だから、俺のこと気にするきっかけを散りばめてるところ笑」

渡「パニックパニック、何それむずくね？俺ルールわかってないもん」

深「いやいや、ルールとかないから笑」

渡「とりあえず、応援してるわ」
　「同期4人がカップルになったらエモくね？」

深「おう、ありがと」
　「確かにエモいな笑」