腐れ縁【紫】 2 (ページ5)

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自分のデスクにつくと、泣きそうな顔をした木村がやって来た。

木「Aさん…今回は、私のせいで本当にすみませんでした」
と謝るもんだから

貴「何で謝んのよ〜！木村のせいじゃないってば！チームなんだから助け合うのが当然でしょ！」

木「でも、あの仕事はもともと、Aさんの担当じゃなかったですし…私がミスしたことでAさんの仕事を増やしてしまったから…」

貴「でも、私が休んでた間、元々は私の担当だった仕事まで木村がやってくれたんでしょ？だから、お互い様だよ」
　
貴「ありがとうね、木村、助かった」

木「Aさん……！私もっと頑張ってみなさんをサポートできるように頑張ります！」

涙を流しながら、いつもの素敵な笑顔を向けてくれたから、私もうんうんと頷いて頭をなでた。

そうそう、木村にはその笑顔が1番似合うよ。

お昼時になり、久しぶりに楓と食堂に向かう。
途中、辰哉と渡辺と合流していつも通りの4人が揃った。

渡「なんか、めっちゃ久しぶりじゃね？この感じ」

松「んね、ほんとよ」

深「トラブルメーカーのお姉さんがいるからね笑」

貴「ちょー、もう蓮の言葉使わなくていいから笑」

貴「その節は、多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ありません…」

松「元気になってなりより！私1日の中でこの時間が1番好きなんだから！これからもこの時間を長く過ごせるようにちゃんと健康気をつけてよ！男2人も！」

貴・深・渡「はい！」

松「よしっ！笑」