腐れ縁【紫】 2 (ページ35)

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恥ずかしがる辰哉をここぞとばかりにいじる。

貴「うわっ！耳真っ赤じゃん！照れてんの〜？」

深「うるさいな！」

と反論してお酒をどんどん飲んでいく辰哉。

私はお手洗いに行くために一旦席を離れた。

帰って来た時にはかなり出来上がっていた。

深「A〜、やっと戻ったきたぁー！かぁいいなー！ほんとに！」

貴「え、ちょ、辰哉！？」

目「ふは、相当恥ずかしかったんだろうね笑

　気づいたらこうなってたわ笑」

貴「ええ、ちょっと大丈夫？」

目「今日はこの辺でお開きにするか」

貴「うん、そうだね」

蓮がお会計を済ましてくれる。

貴「辰哉立てる？帰るよ？」

深「ん、だいじょおぶ」

いつもより呂律の回っていない口調で答えるが、足元がふらついているので支えながら歩く。

3人でタクシーに乗り、辰哉の家に向かう。

蓮が辰哉を家まで運んでくれて、私もそのあとをついていく。

貴「蓮、今日私辰哉の家泊まるわ、ここまで酔ってんの今まで見たことないからちょっと心配だし」

目「ん、わかった。じゃあ俺帰るわ」

貴「うん、気をつけてね」

深「れん〜、またね〜」

目「ふは、また飯いこうね笑」

ガチャっと音がして、蓮が辰哉の家を出た。

貴「辰哉、大丈夫？お水飲む？」

冷蔵庫にお水を取りに行こうとしたとき、腕を掴まれてそのまま引っ張られる。

辰哉の膝に座るような体制になった。

貴「ちょ、辰哉？」

深「あんな可愛いとか反則」

さっきまでのポワポワした感じとは打って変わってその目はしっかりと私を捉えていた。

貴「え、ちょっと、酔ってたんじゃないの？」

深「ん〜？俺酔ったなんて一言も言ってないよ？笑」

貴「え、まさか、演、、、んっ」

これ以上話させないためなのか、キスで口を塞がれる。

貴「ちょ、、んっ、たつ、、や」

深「あんな可愛いこと言われて我慢できる男なんていねぇーのよ？笑」

深「本当は一緒にお風呂入ろうと思ったけどやめた。もう限界笑」

そのまま抱き上げられベッドに降ろされる。

キスをしながらどんどん服を脱がされていく。

貴「辰哉、、ちょっと、、、んっ、まっ、、て」

深「無理、待てない。」