腐れ縁【紫】 2 (ページ32)

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お昼ご飯。今日はシラスをたくさん使った和風パスタ。
お魚系のご飯もいいよね。海鮮好きな私には嬉しい。

そういえば、昨日イクラが届いた。
昨日家に帰ると、私より早く帰っていた蓮がキッチンで目をキラキラさせていた。

目「やばくね！これ！」

とんでもない量を買い込んでいた。

これは2人では食べきれないぞ。
どうすんだ？と思ったところだった。

向かいに座る辰哉に尋ねる。

貴「ねぇ辰哉、イクラ食べる？」

深「ん？イクラ？え、イクラなんてある？」

貴「いや蓮がさ、北海道で買ってきたの」

深「あー、そういうことねぇ」

深「食べたいけど、Aの家行っていいの？」

私が"うん、今日蓮飲み会で遅くなるって言ってたから"と言う前に別の人が反応する。

渡「うわっ！まじ！いいな！イクラ！」

松「ちょっと、翔太には言ってないよ」

貴「あはは、渡辺も食べる？」

渡「まじ！食いたい！」

貴「じゃあもう今日みんなで家くる？笑」

渡「まじかー、やべぇ午後の仕事頑張れそう」

松「Aほんとにいいの？大丈夫？弟君の分は？」

貴「大丈夫、むしろ手伝ってくれた方がありがたいくらい買ってきてたから笑」

松「そっか、ならお言葉に甘えて」

貴「うん、じゃあまた仕事終わったら連絡で！」