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楓が完全に潰れて、今日の同期会はお開きになった。
貴「楓〜、帰るよ」
声をかけても起き上がることはない。
渡「俺、おんなじ方面だから送ってくいくわ」
貴「じゃあ、頼んだ」
タクシーを呼んで、渡辺が楓をおんぶしているうちに辰哉がお会計を済ませてくれていた。
そのまま渡辺と楓を見送り、私たちも外へ出る。
深「松もっちゃん大丈夫？笑」
貴「渡辺がついてくれるから大丈夫だと思うけど」
深「そか、まあ翔太に任せれば何とかなるか」
貴「うんー、あ、お会計ありがとね」
深「んー、全然よ」
貴「楓の分と一緒に払うよ、いくらだった？」
深「いや、いいって、俺女の子には財布出させない主義だから」
貴「何言ってんの、今まで割り勘してたでしょ笑」
深「あれ？そうだっけ？笑」
「まあ、いいって奢られときな」
貴「普通に誰かに奢られるのってあんまり得意じゃないから、今度なんか奢るわ笑」
「とりあえず今日はごちそうさまです」
深「なあんでよ笑」
「あいよ、じゃあ、俺らも帰るか」
貴「そうだね、帰るか」
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作者名：カ | 作成日時：2023年2月18日 1時
