47 辰哉side ページ47
蓮がナイスパスを出してくれて
俺はAの手料理を食べられることになった。
蓮の出張は2週間後らしい、そのときにまたAの家にお邪魔する。
深「よし、じゃあ俺帰るわ」
目「あ、じゃあ車で送ってくよ」
深「いや、いいよいいよ、ご飯もご馳走になったし」
深「どうせ歩いてすぐだし」
目「いや、姉ちゃんがお世話になったから、送らせて」
貴「…送られてください」
深「あははははっ、んじゃあお願いするわ」
この姉弟、ほんとに仲いいんだよなぁ笑
Aが蓮に対して厳しいのかと思いきや、蓮の方がしっかりしているというか、痛いところをつくというか…笑笑
目「俺先に駐車場行ってるわ」
と言って蓮が家を出た。
Aが玄関まで出てきてお見送りをしてくれた。
貴「辰哉、今日はほんとにありがとね、助かりました」
深「あいよ、ほんとにもう無理すんなよ」
深「まじでお前居なくなるかと思ったんだから」
と言うと、申し訳なさそうな反省しているような
なんとも言えない顔をして
貴「はい…」
と細々とした声で言うもんだから
深「ちゃんと周りを頼ること、なんかあったら俺のこと呼んで」
なんて、言葉をかけてしまう。
貴「…うん」
深「あと、週に2回は絶対一緒に飯行くぞ」
深「お前、ちゃんと食ってるか確認しないとまじで何も食わねぇんだから」
Aはちょっと驚いた様子だったけど
貴「うん、わかった」
と言って少し嬉しそうに微笑んでた。
俺の勘違いじゃないよな…？
てか、こうやって玄関で見送られるのって
なんか同棲してるみたいじゃね？
深澤さんさらに気分上がちゃう。
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作者名：カ | 作成日時：2023年2月18日 1時
