腐れ縁【紫】 (ページ38)

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あれから週が明けて、また月曜日が始まった。
週末になんとか、部長に言われた分の仕事を終わらせ、今日は久しぶりにいつもと同じ時間の電車。

ただ、今日は朝起きた時から調子が悪い。
睡眠不足のせいか、頭が痛くて足元が少しふらつく。
今日は早く寝ないとなと思い、家を出る。

深「お、Aおはよぉ、なんかこの時間に会うの久しぶりな感じだな」

貴「辰哉おはよう、丁度仕事落ち着いてね」

深「そっか、お疲れさまな」

深「てか、顔色悪いけど大丈夫か？」

貴「ん？そう？全然大丈夫よ、ちょっとメイク失敗しちゃったかも？笑」

深「いや、そんなレベルじゃな、、」

渡「はよー、あれなんかAこの時間久しぶりじゃね？」

貴「おお、渡辺おはよう！」

深「おぉ、、翔太おはよ、、」

危ない、辰哉に具合悪いのバレるとこだった。
人のことよく見てるから、体調の変化とかすぐわかっちゃんだよなこの人。
とりあえず今日の仕事はさっさと終わらせて早めに帰ってすぐ寝よう。