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貴「わざわざ送ってくれてありがとね、タオルも」
深「ん〜、俺も傘助かったわ」
貴「うん、帰り気をつけて」
深「Aも風邪ひかないようにちゃんとあったまれよぉ」
「じゃ、おやすみ〜」
貴「ん、おやすみ」
ヒラヒラと手を振って辰哉は来た道を戻っていった。
貴「ただいま〜」
誰もいないのに、帰ってきた時に声を出してしまうのは、もう、昔からの癖。
ああ、犬でも飼おうかな、お一人様も悪くはないんだけどねぇ、なんかふとした時に寂しくなったりするもんなんだよね。でも、家にいない間ワンコが可哀想だよね…。
さっ、お風呂でも入ってまったりしますか〜。
湯船に浸かりながら
あ、さっき渡辺にプロジェクトの件相談するの忘れてた。
月曜、朝一で聞きに行くかぁ…。
うわぁ、じゃあいつもよりちょっと早めに出社した方がいいのか…?
いや、でも渡辺も出社のタイミングいつも私と変わらないくらいだよな?
仕事は好きだけど、早起きは嫌いというか苦手なんだよなぁ。
と1人で思考を巡らせる。
ダメだ、上気せる。出よう。
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作者名:カ | 作成日時:2023年2月18日 1時