深愛２６ ページ26
吉良｢おし。この駅で降りるぞ。｣
吉良さんに手を引かれ、合図でドア付近まで行き、電車から降りた。
そして改札口に切符に通し、吉良さんの後をついて行く。
駅から離れ、周りを見渡すとそこは、最近新しく出来たショッピングモールだった。
お洒落なお店が色々立ち並んでいて、テレビとかでもよく紹介されている場所だった。
吉良｢とりあえず、一階から見ていこうぜ。｣
…吉良さんはやっぱり、凄いな。
年上だからか、何も出来ない私をリードしてくれる。
ちょっと俺様な所があるけど、頼りがいがあって優しい。
絶対モテるんだろうな…。
こんなかっこいい人に手を繋がれ、導かれるようにリードされたら、ドキドキしない女の子は早々いないと思う。
吉良さんと付き合ってた女の子達も、こんな気持ちになっていたのかな…？
きっと私なんかよりずっと可愛い子なんだろうな…。
初めは怖くて触るのにもやっと男の人の手が、今となってはその恐怖心は徐々に薄れてきている。…それでも、完璧に無くなったわけではない。
ただ…吉良さんに手を握られるのは、正直嫌とは思わなかった。
あの時は振り払おうと思ってたのに、何でかな…？
▼
吉良｢ここ、入ってみようぜ。｣
最初に入ったお店は、アクセサリー屋さんだった。
色とりどりの宝石や、金属類が沢山あり、宝箱に入ったようなお店だった。
他にもシュシュや、バレッタ、カチューシャなども置かれていた。
吉良さんはこういうのが好きなのかな…。
ネックレスや指輪とか付けているから、アクセサリーを集めるのが好きな人なのかな？
私は、飾られているシュシュや、カチューシャなどを手に取っていた。
…可愛いな。
こういうの、可愛い女の子が付けたら凄く似合うんだろうな…。
私には到底似合いそうにない。
吉良｢おい、A。ちょっと見てくれよ。｣
背後から彼の声が聞こえ、振り返ると、吉良さんはニヤニヤしながら黒いサングラスを付けていた。
｢き、吉良さん…？｣
吉良｢そこにサングラスがあったから付けてみたぜ。｣
ノリの良さそうに、ピースしている彼が無邪気で何だか可愛らしかった。
普段大人っぽい彼だが、こういう所に来ると、明るくなるタイプなのかな…。
無邪気にはしゃいでいる吉良さんのギャップに思わずときめいていた。
吉良｢サングラスを付けた俺様もかっこいいだろ？｣
顎に手を当て、自信満々な笑みでポーズを決めていた。
自分に自信がある人って、羨ましい…。
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ふわもこ(プロフ) - ゆーみやンさん» コメントありがとうございます！最後までこの小説を読んで下さってありがとうございます！今後も楽しいお話が作れるように頑張ります♪誠に感謝です！(^^♪ (2019年11月12日 7時) (
レス) id: 5db886f9a4 (このIDを非表示/違反報告)
ふわもこ(プロフ) - あかりさん» 返信遅くなって申し訳ございません…！2回もコメント下さってありがとうございます！(^^♪ (2019年11月12日 6時) (レス) id: 5db886f9a4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - 完結おめでとうございます!!! ヒロトむっちゃかっこよかったです……！ドキドキしました！！ 短編集も楽しみにしています！お疲れ様でした( *´艸｀) (2019年11月10日 22時) (レス) id: cef1a7a657 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - ヒロト頑張って (2019年10月16日 7時) (レス) id: 8cd13c0c45 (このIDを非表示/違反報告)
ふわもこ(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます！素敵なお言葉が貰えてとても嬉しいです…！今後も楽しい小説が作れるように頑張ります(^^♪ (2019年10月15日 21時) (レス) id: 5db886f9a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわもこ | 作成日時：2019年6月25日 19時
