6話 ページ7
それから私達は飛行機に乗った
私の隣は承太郎。
前には花京院とアブドゥル、後ろにはジョースターさんが座っている。
しばらくすると虫の羽音が聞こえてきた
｢…ねぇ承太郎｣
｢あぁ、聞こえるぜ｣
流石承太郎。聞こえる？と聞かなくても分かっていたようだ。
すると虫のようなものが飛んできた
｢カ、カブトムシ！？｣
｢いや、クワガタだぜ｣
惜しい、と思ったが今はそんなこと考えている場合ではない
機内にクワガタなど有り得ないのだ。
アブドゥルさんいわく虫の形をしたスタンドも居るそう。
するとすぐにそのクワガタは姿を見せなくなった
｢ど、どこに行ったの…？｣
｢アダム！｣
そう叫んでいつの間にか承太郎の頭の横に居たクワガタを叩き落とした。
｢すまん、助かった…｣
そう言った承太郎に、一瞬だけニコッと微笑みすぐさまクワガタを見た。
が、居ない
｢…なんで？｣
ここで私は確信した。
このクワガタはやはりスタンドだ。と
スタンドなら本体を探すほうが確実だ
私はその場から離れて乗客1人1人にアダムを使った
まずは寝ているか寝ていないか、確かめた。
アダムは人が寝ているのか寝たフリなのか、触るとわかる
そこで、1人起きている老人を見つけた
もちろんアダムを使っているのはバレないように。
すれ違う時、一瞬だったが確かに起きていた。
承太郎達の所へもどり、あの老人を注意深く観察する
チラッと横目に承太郎を見ると、スタンドにやられたんだろう。手のひらから血が出ていて、口からも少し血がたれている。
アブドゥルによるとスタンドの名前はタワー・オブ・グレー。
そしてタワー・オブ・グレーは少し離れたところに移動し、椅子の影に隠れた
｢な、何をする気…？｣
もしかしてｯ、？
そう思った時にはもう遅い
予想どうり乗客の舌を全部抜いてしまっていた
そして壁に何かを書いた。
｢…皆殺し｣
｢や、やりやがった！｣
｢ﾁｯ 焼き殺してくれる！！マジシャンズレッド！｣
そういったアブドゥルを花京院が止めた
すると私が目をつけていた老人が目を覚ました
…元々寝てはいなかったが。
｢なんか騒々しいのう…
何事かな…｣
…わざとらしい。
しかもタワー・オブ・グレーは老人に目もくれずどこかへ行ってしまった
その後血を触った老人がパニックを起こす前に当て身で気絶させた
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黒猫歳花(プロフ) - この作品を読んで凄く楽しかったです！私も承太郎に抱き締められたいです/////これからも頑張ってください！ (2018年4月3日 3時) (
レス) id: ae43b29bb1 (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - おバカな傀夢さん» ありがとうございます！亀更新ですが、頑張ります！ (2018年2月20日 0時) (レス) id: 39b22ca039 (このIDを非表示/違反報告)
おバカな傀夢(プロフ) - 私、最近になってジョジョの奇妙な冒険を好きになったので、とっても良いなぁ！と思います！更新頑張って下さい！！ (2017年11月11日 22時) (レス) id: 5ff30031ff (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - 咲良さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2017年9月26日 7時) (レス) id: 58098f669c (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - けいとさん» コメントありがとうございます！了解しました！これからも更新頑張ります！ (2017年9月26日 7時) (レス) id: 58098f669c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真依 | 作成日時：2017年9月3日 3時
