32話 ページ33
「…食うか?」
「うん!貰う!
承太郎も1口どうぞ!」
一瞬驚いたが、すぐ笑顔でそう言い、承太郎の口元へカジュロールを運ぶ
承太郎は少し驚いていたが、すぐさま私の差し出したカジュロールを一口食べ、今度はバルフィを私の口の前へ差し出す
差し出されたそれを一口食べ、よく味わう
ミルクケーキのような、まろやかな甘さが口いっぱいに広がり、思わず頬が緩む
「…美味しい!」
そう言って自分でも気持ち悪いほどの笑顔を承太郎へ向けた
すると承太郎はフッと笑ってこう言った
「ちと甘すぎるがな」
それに対してあははと笑った
すると花京院が口を開く
「…Aさんと承太郎は付き合っているのかい?」
「あ?」
「へ?」
そう言われ、承太郎と同時に間抜けな声が漏れる
「いや、付き合ってないよ?どうしたの急に。
あ、花京院も一口どう?」
そう言うと花京院は意外そうな顔をして、続けた
「いや、すごく仲が良いし、近距離なので付き合っているのかと…
あ、遠慮しておきます。」
「そう?仲良いのは花京院もでしょ?」
そう言うと花京院は嬉しそうにありがとうございますと笑った
「まぁ、確かに承太郎と居るとすごく落ち着くし、距離が近いのは事実かもね!」
そう言って最後の一口を口に放り込んだ
そしてその後は特に何もする事なく、うだうだしていふうちに、日が暮れかかっていた
「ジョースターさんいくら何でも遅くない?」
「…確かに。
敵と遭遇しているのかも」
「その可能性もあるな」
そしてすっかり日が暮れた頃。
ジョースターさんとポルナレフと合流した
「久しぶりにベッドで眠れると思ったんだがね…」
花京院がそう言う
「ジジイがドジをやって、警察に追われさえしなきゃな。」
承太郎がそう言い、私が仕方ないねー、と続けた。
するとそこへジョースターさんが来て、こう言った
「話をつけてきた。この車で行けるぞ。
ポルナレフ、運転を頼む」
そう言って車の鍵を投げるジョースターさん。
投げた車の鍵はポルナレフの手の中ではなく頭へ刺さる
ネーナの本当の姿が余程見にくかったのか、さっきからずっとこの調子だ
「おい、まだショックを受けとるのか?
スタンドに襲われたのはわしじゃぞ?」
「いっそ、そっちの方が良かったぜ…」
そんなこんなで車へ乗り、出発した
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黒猫歳花(プロフ) - この作品を読んで凄く楽しかったです!私も承太郎に抱き締められたいです/////これからも頑張ってください! (2018年4月3日 3時) (レス) id: ae43b29bb1 (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - おバカな傀夢さん» ありがとうございます!亀更新ですが、頑張ります! (2018年2月20日 0時) (レス) id: 39b22ca039 (このIDを非表示/違反報告)
おバカな傀夢(プロフ) - 私、最近になってジョジョの奇妙な冒険を好きになったので、とっても良いなぁ!と思います!更新頑張って下さい!! (2017年11月11日 22時) (レス) id: 5ff30031ff (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - 咲良さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2017年9月26日 7時) (レス) id: 58098f669c (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - けいとさん» コメントありがとうございます!了解しました!これからも更新頑張ります! (2017年9月26日 7時) (レス) id: 58098f669c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真依 | 作成日時:2017年9月3日 3時