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24話 ページ25

「んっ…」

朝、目が覚めるともう承太郎の姿はなかった

「あれ…」

制服に着替え、歯を磨く

部屋には私ひとり。

うーん、鍵もないしじっと部屋にいるか。
2人ともそのうち戻ってくるだろう。
そう考えているとしばらくしてドアが空いた

誰かわからないため、迂闊に部屋から出ないように、ドアの隙間からアダムをのぞかせる


「花京院…」
「おはようございますAさん、起きたんですね」

「あ、おはよう花京院。承太郎は?」

「それが、今日は列車のチケットを手配しに行く予定だったのですが、置いていかれてしまいまして…」

「あー、なるほど
まぁ承太郎1人でも大丈夫でしょ。」

ですね、と言って微笑む花京院。

「あっそうだ。
せっかくゆっくりできるんだからプールでも行かない?」

「良いですね!」

そんなこんなでプールへ行くことへ。

「わぁ、意外と大きい」

そう言って私はあらかじめ持ってきておいたお金を払い、売店で水着を買った

「Aさん泳ぐ気満々ですね」

「折角プールに来たんだもの。泳がなきゃね!
花京院は泳がないの?」

「えぇ、僕はプールサイドで日光浴でもしています。」

「そう?なら私は着替えてくるね!」

そう言って更衣室で水着に着替える
結構シンプルな黒のビキニ。
柄なしだが意外と可愛い。

「うぉ、冷た…」

そろそろとプールに入り、肩まで浸かる

そして水着を買う時に買っておいた浮き輪に体重をかけ、プカプカ浮く。

するとプールサイドの椅子で日光浴をする花京院と目が合った

私は花京院に大きく手を振る
花京院は控えめだが手を振り返してくれた

こんなにゆっくりできると思わなかった。

しばらくしてプールから上がり、タオルを羽織って花京院の隣の椅子に座る

「プールとか久しぶりだな〜」

「僕は家族以外とは初めてです」

「えっ!そうなの!?
なんか初めてが私って嬉しいな!」

そう言うとフッと微笑む花京院

「私さ、友達と一線引いてたっていうか…
私自身がスタンド使いなのもあって、周りと違うって思い込んでたし、アダムが見えない人が、私の事を理解出来てるわけないって勝手に思っちゃってて…
でも花京院や承太郎に出会って私今すごく楽しい。ありがと花京院」

そう言うと花京院は僕もですよ、と言ってこちらへ微笑みかける

「そろそろ着替えてくるかな…」

そう言って立ち上がり、花京院に一言告げ、着替えを済ました

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設定タグ:空条承太郎 , ジョジョの奇妙な冒険 , 承太郎   
作品ジャンル:アニメ
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黒猫歳花(プロフ) - この作品を読んで凄く楽しかったです!私も承太郎に抱き締められたいです/////これからも頑張ってください! (2018年4月3日 3時) (レス) id: ae43b29bb1 (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - おバカな傀夢さん» ありがとうございます!亀更新ですが、頑張ります! (2018年2月20日 0時) (レス) id: 39b22ca039 (このIDを非表示/違反報告)
おバカな傀夢(プロフ) - 私、最近になってジョジョの奇妙な冒険を好きになったので、とっても良いなぁ!と思います!更新頑張って下さい!! (2017年11月11日 22時) (レス) id: 5ff30031ff (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - 咲良さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2017年9月26日 7時) (レス) id: 58098f669c (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - けいとさん» コメントありがとうございます!了解しました!これからも更新頑張ります! (2017年9月26日 7時) (レス) id: 58098f669c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:真依 | 作成日時:2017年9月3日 3時

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