13話 ページ14
｢おい承太郎！
船長に対して無礼はやめろ！お前が悪い！｣
確かに承太郎が悪いけど、やり方が腹立つんだよね。
｢フン…承知の上の無礼だぜ。
こいつは船長じゃあねぇ。今分かった！
スタンド使いはこいつだッ！｣
なんて突拍子もないことを言い出すんだこの人は。
私はそう思いながらも無言で承太郎の方を見る
｢スタ…ンド？、
なんだね、それは一体…｣
やはり理解していない船長
皆が口々に承太郎へ疑問や批判を投げかける
｢スタンド使いに、共通する見分け方を発見した…
スタンド使いは煙草の煙を少しでも吸うと、鼻の頭に血管が浮き出る｣
｢嘘でしょ(だろ)承太郎！｣
ポルナレフとハモリながらそう言いながらサッと手を鼻に当てる
｢あぁうそだぜ！
だがマヌケは見つかったようだな。｣
アッと声のした方を見て、自分達もあっと声を漏らす
なんと船長が鼻に手を当てていたのだ、私たちと同じように。
つまりこの人もスタンド使い
承太郎はカマかけただけだったみたいだ。
話を聞いてなかったが、承太郎が何やら叫んだ後すぐに女の子が船長のスタンドによって捕まえられた
…人質を取りやがった。
｢人質なんかとってなめてんじゃあねぇぞ。
この空条承太郎がビビり上がると思うなよ｣
｢ついてきな、海水たらふく飲んで死ぬ勇気があるならな！！｣
そう言うと偽船長は女の子を連れたまま海に飛び込んだ
が、海に入る前に承太郎がスタープラチナで攻撃をしたため女の子は無事だ。
｢海水をたらふく飲むのはテメェ1人だ。
アブドゥル、何か言ってやれ｣
｢占い師の私を差し置いて予言するなど｣
｢｢10年は早いぜ！！｣｣
またもやポルナレフにハモりながら私もそう言った
｢…承太郎？どうかしたの？
早く女の子引っ張り上げてあげなよ｣
そう言ったが承太郎は私達に目もくれず、ずっと腕を海の方へ伸ばしている。
｢ち、ちくしょう引きずり込まれる…!!｣
その言葉を聞いて私は素早くアダムを出した
｢…フジツボだ｣
なんとスタープラチナの腕に大量のフジツボがくっついていた
どうすれば良いか分からず少しずつアダムをスタープラチナに近づける。
だが、危ないと思った時にはもう遅かった
何故かアダムの腕にもフジツボがくっついていた
どんどん増えていくフジツボに耐えきれなくなり、とうとう私も承太郎と同じく船のさくに体を引っ掛ける体制になる
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黒猫歳花(プロフ) - この作品を読んで凄く楽しかったです！私も承太郎に抱き締められたいです/////これからも頑張ってください！ (2018年4月3日 3時) (
レス) id: ae43b29bb1 (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - おバカな傀夢さん» ありがとうございます！亀更新ですが、頑張ります！ (2018年2月20日 0時) (レス) id: 39b22ca039 (このIDを非表示/違反報告)
おバカな傀夢(プロフ) - 私、最近になってジョジョの奇妙な冒険を好きになったので、とっても良いなぁ！と思います！更新頑張って下さい！！ (2017年11月11日 22時) (レス) id: 5ff30031ff (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - 咲良さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2017年9月26日 7時) (レス) id: 58098f669c (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - けいとさん» コメントありがとうございます！了解しました！これからも更新頑張ります！ (2017年9月26日 7時) (レス) id: 58098f669c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真依 | 作成日時：2017年9月3日 3時
