57話 ページ12
そのあとは2人で昼食をたべた。
「でも、意外だったな。」
「何がだ?」
「イタリアの人達って皆告白とかせずに、自然にカップルになるって聞いた事があったから、あんなにはっきり付き合ってって言われると思ってなかったの。」
「あぁ、確かにイタリアではあまりそういうことは言わないな」
笑いながらそう言うブチャラティに驚く
「えっ、じゃあ何で…?」
「実は店に行ってない間、日本の恋愛順序について色々調べたりしていたんだ。
日本ではああ言って恋人同士になるんだろう?」
「まぁ、そうだね」
ブチャラティが日本の事を調べていたんだと思うと嬉しいような恥ずかしいような、むず痒い気持ちになる
「これから色々と文化の違いが出てくるんだろうなぁ…」
そう言いながら昼食のピザをほおばる
「だろうな」
私の言葉に頷きながらブチャラティもピザを食べている。
サラサラの髪をそっと手で抑えてピザを食べるブチャラティが絵になりすぎてついつい見つめてしまう
「どうかしたか?」
「あ、いや…!なんでもない!」
ドキドキしながらも昼食を済ませた。
「そろそろ行かないとな、、アイツらも帰ってる頃だろう」
「そういえばもうそんな時間か、気を付けてね」
そう言って玄関までブチャラティを見送る
「あぁ、また来てもいいか?」
「もちろん、待ってるね」
私がそう言って笑うと、ブチャラティも微笑む。
「じゃあまたな」
そう言って私の唇にキスをして出ていったブチャラティ。
不意打ちの出来事に一瞬固まってしまう。
閉められたドアを見つめたまま、真っ赤になった顔を手で覆う
「狡いなぁ…」
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こんにちは、真依です!
いつも読んで下さりありがとうございます。
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テスト期間だったため、更新遅れてしまい申し訳ないです…!
受験生のため更新速度が落ちると思いますが、これからもこの作品をよろしくお願いします!
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青空 - 凄くドキドキしながら読ませて貰いました!ブチャラティは普段優しい分、ギャップと色気が凄いです。 次回も読ませて頂けたらと思っています! 頑張って下さい。 (2019年4月9日 23時) (レス) id: 5e9748810f (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - お疲れ様です…!久しぶりにまた拝読できて、すごい嬉しいです!!(o>ω<o)最新話も面白かったです♪ これからも無理のないペースでの更新楽しみにしておりますねp(^-^)q (2019年2月13日 17時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
千景(プロフ) - ブチャラティがとても好きなのでドキドキしながら読ましてもらっています!笑これからも頑張ってください! (2019年2月9日 0時) (レス) id: b982409f44 (このIDを非表示/違反報告)
ライリー - 6年ぶりに夢小説に手を出しました!!めっちゃおもしろいです!!ブチャラティがもっと好きになりました!続き楽しみにしています (2019年2月8日 22時) (レス) id: 9200a296cd (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - 頑張ってください!応援してます! (2019年2月5日 0時) (レス) id: 4b330b87b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真依 | 作成日時:2018年11月14日 12時