Milkyway 【SN】 (ページ6)

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「ぅぅぅ終わったぁーーーっっ！」

小さな教室に相葉の叫び声がこだまする。

「おーお疲れ様ー」

「雅紀、うるさい。」

「やっと帰れる…一生終わらないかと思った！」

こんな調子で、いったい期末は大丈夫なのか。

「じゃあ、帰るぞ。雅紀。」

「うん！しょーちゃん、おーちゃん！ばいばいっ！」

相葉は腕をもぎとれるんじゃないかというくらいぶんぶん振っている。

「櫻井先生、大野先生。さよなら。」

松本は軽く頭をさげる。

「ん、外暗いし二人、下まで送ってくわ。」

そう言って、眠たそうに目をこする大野先生。

え。

いや、二人とも立派な男子だぞ…

「お、まじ？！やった！ほら、松潤！行こ！」

元気に三人が教室を出て行く。

ふうぅ…疲れた。

ちらり、と時計を見る。

四時三十五分。

ちょうどいいや。

すこし寝ておこう…

廊下から微かに聞こえる生徒たちの声を聞きながら、

俺は意識を手放した。