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「んふふー…さっくらぁいせんせぇーっ…」
めんどくさいことになったぞ。
どうしたものか。
…二宮先生が酔った。
いやいやいや、まだ少ししかのんでないよ⁉
こんなにお酒に弱いとは…
「に…二宮先生？」
「…」
応答無し。
彼は完璧夢の中だ。
「うわぁ…まじかよ…」
1人、頭をかかえる。
彼は確かに頬がほんのりピンクに染まっていた。
少しばかりふわふわしていた。
「注意しとけばなぁ…」
もう後の祭りだ。
…どうしよう。
…どうしたらいいの？
「くふふ、しょぉちゃん…」
幸せそうに寝言をつぶやく二宮先生。
…
誰か助けてくれ。
「寝室ってどこだろ…」
こうなったら叩き起こして帰るよりも、
寝かせておいたほうがいいか…
ひょいとソファの上で丸く縮こまっている二宮先生を抱き上げる。
「えっ…」
抱き上げた彼は成人男性とは思えないほど軽かった。
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作者名：柊 | 作成日時：2015年6月20日 21時
