五話 ページ9
柊視点
あの子が最終選別に行ってはや一週間もう、帰ってくる頃だ。
カァカァ
?鴉?
白い?
如「君は、誰だ?」
白「私の名前は白四季と申します。貴方の継ぐ子日野樹里の鎹鴉でございます。」
!樹里の鎹鴉だとは
如「なんの御用でいらしたのですか?」
白「樹里の事についてお話があります。」
!樹里の話し、一体、どんな話だ?
白四季は、お館様の鎹鴉の一人だ、一体どんな話だろう?
如「どんな·····話でしょうか?」
白「樹里は、私どもでも血を流せば香る程の稀血であの鬼舞辻無惨が探し求めている青い彼岸花の血の持ち物でございます。」
!まさか······初めて知る話だ
如「初めて知る話です。お話いただきありがとう御座います。」
樹里視点
師範の家に付いた。
ガラガラ
『師範、ただいま!」
如「お帰りなさい。樹里。ご飯ができているよ。」
師範のご飯久々に食べるな〜
『いただきます。』
モグモグごっくん
『ごちそうさま。』
ゴソゴソ
『おやすみ』
十五日後
トントン
翡「日野樹里さんの刀を届けに来ました。」
ガラッ
『どうぞ。』
翡「それでは刀を鞘から抜いてください。」
『はいっ』
グッ
どんな色になるんだろう?
ズズズ
ズズ···
ズッ
翡「血のようにきれいな赤ですね〜、血紅色と言うんでしょうか?とても綺麗です。」
如「扱う呼吸も血紅の呼吸ですからね。」
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作者名:天川柚希 | 作成日時:2020年7月25日 23時