× ダメ ×

×３４× ページ34

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昨日のストレスからか 、

朝起きて鏡を見ると 、目の下にクマができてた 。





ただでさえ学校なんか行きたないのに 、

余計に行きたくなくなる 。





なんて駄々こねても 、現実は何も変わらへん 。





重い足取りをなんとか学校に向かわす 。





今日は流星見ませんよーに 、なんて

いつもは思うはずのないことを願う 。






でも神様はいたずらなもんで

会いたくない時に限ってばったり会ってしまう 。





「 あ ... 」


流「 ... 」





こんな冷たい流星 、初めて見た 。





「 おは 、おはよ ... ！」





そんなうちの挨拶も虚しく 、

流星は無視して歩いていく 。





好きな人に無視されるって 、こんなに悲しいんや 。




流星から 、うちの存在がなくなったみたい 。





「 1週間も 、むり っ ... 」




流星の冷たい態度を思い出して 、

我慢出来ひんくなった涙が溢れ出す 。





うちら 、このままどーなんの ？


流星とうちは 、もう戻れへんの ？





「 うぅっうっ ... 」




誰にも届かへん悲しみが 、余計に涙を溢れ出指す 。






「 え 、ちょ 、A ... ？ 」


「 ええっ ... ？ 」




声がする方を向くと 、そこには重岡が立ってた 。




うちの顔を見るなり 、

心配そうに駆け寄ってくる重岡 。




「 辛かったなぁ ..... 」





そういって 、背中をさする重岡 。


重岡の優しさに 、よりいっそ涙が溢れる 。





「 うぅぅうあっ ！！

自分が悪いのは分かっでるねんんん ！ 」






それから 、長い間 、

重岡は飽きることなく 、うちの背中をさすって

話を聞いてくれた 。







うち 、流星にふられんのかな 。


もう 、このまま無視され続けんのかな 。


流星にはずっと触れられへんのかな 。








そんなマイナスな考えばっかりが

浮かんでは消えて を繰り返していた 。





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