検索窓
今日:17 hit、昨日:31 hit、合計:683,268 hit

×27× ページ27

.



「 いやぁ 、えぇ 、それは 、ねぇ..... 」


「 そこを何とか 、お願いしたいんです っ 、 」





昨日の夜 、携帯をいじってると

微かに記憶のある名前の子からメッセージが来た 。




内容は 、

明日の朝 、少しの間だけお話させて下さい 、 だと 。




私に話があるなんて子は 、ほぼほぼが流星の事で

今回もそうなんやろうなぁ とは思ってた 。




けど 、今回はあまりも飛び抜けた話の内容やった 。




「 いや 、私 、一応 、彼女やねんで ? 」



「 分かってるんです !

けど本間に好きなんです 、流星さんのこと ! 」



「 せやからて 、1週間 、私に貸して下さいて 。」





そう 、この子が言うには

流星の事が 、好きで好きでたまんないんで

死ぬまでの間の1週間という期間 、

私に流星さんを貸してください 、という事やとか 。





まぁ 、聞いた瞬間 、

こいつ頭大丈夫かなぁ って軽く夢かなて疑ったわ 。




速攻 、無理って言おうと思った 。




けど 、この子の泣きそうな顔とか

流星への真剣な想いとか 、

そんなん感じると 、なかなか NO とは言えへん 。




「 うぅぅぅん ..... 」


「 お願いします っ 、」



賭けてみるか ... 。




第一 、流星はうちしか好きやない ... と思うし 、

この子に 心狭い子やとか思われたないし ... 。



「 ... 1週間だけね 、」



「 ほ 、ほんまですか ?!

ありがとうございます っっ !! 」


「 うん 、いいよ ... 」


「 ほんまに 、一生分感謝します っ !! 」


「 は 、はい 」




そう言って 、スキップ混じりに走っていった 。



「 はぁ 、言ってもぉたぁぁぁぁ ... 」




絶対後悔するわ 、自分 。


もう 、するに決まってるわ 。


てか 、もうしてるわ 。





「 この世に男は35億いるってゆーのに 、

なんでよりによって 、流星なんやぁ 〜 ... 」




そう言って 、力が抜けたようにうずくまる 。



目の前の 、誰もいーひん廊下を

ただ呆然と見つめる 。







.







「 A ... ?」





.

×28×→←×26×



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (755 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2648人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

369 - 流星くんの初々しいさが可愛くて、いいな~と思いながら見ました♪ (2017年8月19日 23時) (レス) id: 3b484ec782 (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - ♪さん» ありがとうございます!確か、慰謝料のんちゃんの方にもコメント下さってましたよね?嬉しいです!頑張ります!! (2017年7月3日 21時) (レス) id: 19620394b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - むーん。さん» 本当に嬉しすぎます、、ありがとうございます!頑張ります!!! (2017年7月3日 21時) (レス) id: 19620394b6 (このIDを非表示/違反報告)
- やっっっばぁぁぁい!むっちゃいい!キュンキュンがとならない!あかんわ!ほんまにあかん!今まで見てきた中で、いっちゃん良いかもしれへん!うわぁぁやばぁぁい!続き楽しみにしてます。本当に更新頑張ってください!応援してます。 (2017年6月18日 16時) (レス) id: bb93fcb95f (このIDを非表示/違反報告)
むーん。(プロフ) - 紫月さん» こんな酷な嘘吐きませんよ(照)ですから、大丈夫です!読み返してても楽しいですし! (2017年6月8日 17時) (レス) id: 58cc20877c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紫月 | 作成日時:2017年1月22日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。