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真鳥「熱いからふーふーしてやー？」
『ふーふー？』
真鳥「そう。こうやって、ふー、ふーって」
『ふー！ふー！』
真鳥「あぁ可愛い」
末澤「……親バカ」
真鳥「子供は諦めてたのにこんなに可愛い子が出来てお父さん嬉しいよ！」
末澤「待ってそれ色々おかしい！」
真鳥「あ、そや。ちゃんと丈と今江のとこにも持っていった？まとくん特製ホットミルク」
末澤「あんたが夢ちゃんにデレデレしている間に持っていったよ」
真鳥「どしたん？あ、もしかして嫉妬？」
末澤「いや……過去思い出させかけられたのに、ってか泣きそうになってたのに切り替えめっちゃ早いんやなーって」
真鳥「…あー……まぁ、思い出すのが嫌やって訳やないしなぁ。」
末澤「じゃあさっき全部聞いたらよかったんやないん？淳弥、知り合いっぽいんやろ？」
真鳥「どうせなら自分で全てきっちり思い出して朝田の前ではっきり言いたいんよ。悪いのは覚えてない俺の方やし。」
末澤「…そういうところはちゃんとしてんねやな……」
真鳥「その言い方他のところ適当にやってるみたいな言い方やんか」
末澤「事実やん」
真鳥「……今日晩飯抜き」
末澤「えっ、何で！？」
『せーや、ごはんないない？』
真鳥「そーやねん、可哀想になぁ〜」
末澤「いや待って！？」
その時、2階からドスン！という鈍い音が聞こえてきた。
真鳥「…元気やなぁ」
なんて呑気に呟いていると「まとくん！すえ！！たすけてぇ！」という今江の声が微かに聞こえてきた。
『まとにい、よんでる？』
真鳥「呼ばれた気がする。」
末澤「いや気がするやないって！呼んだ！！」
3人が2階に上がると、藤原が狂ったように泣き叫んでいるのが聞こえた。
末澤「今江！」
今江「あっ、たすけてぇ…さっきまでウトウトしてたのに急に…！」
藤原「大地行かんといてっ、1人にせんといて…！」
がんじがらめにされている今江を引き剥がす事は少し無理そうだ。
真鳥は末澤に夢を託し、藤原の側に駆け寄ると大丈夫と背中をさすった。
しかし彼が落ち着く気配はまるでないのだ。
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さくらこ - 私もmiwaさんの小説大好きです。 (2018年9月17日 15時) (
レス) id: 01232417c8 (このIDを非表示/違反報告)
りゅーちぇーまん - お誕生日おめでとうございます！ これからも応援してます！ (2016年12月14日 17時) (レス) id: 70c38da474 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - お誕生日おめでとうございます！！ これからの小説、お話楽しみにしています♪ (2016年12月14日 16時) (レス) id: 74805816cb (このIDを非表示/違反報告)
まりりん♪(プロフ) - いつも、こっそり読ませていただいてます(〃ω〃) すごく面白くて更新楽しみにしてます！ お誕生日おめでとうございます！これからも頑張ってください！ (2016年12月14日 16時) (レス) id: 80eff06f52 (このIDを非表示/違反報告)
miwa(プロフ) - お誕生日おめでとうございます！！柚空さんの小説、本当に大好きです！良い1年にしてください！ (2016年12月14日 16時) (レス) id: f3b666cd46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：今江柚空
| 作成日時：2016年12月5日 19時
