DaydReam

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藤原「なぁ、暇」
末澤「暇っていうくらいなら考えてや」
藤原「いや考えたところでやん」
今江「でも夢ちゃんが……」
藤原「なーーんかいい事ないかなーーーー」
末澤「丈くんって能天気やね」
藤原「あ？」
末澤「イイエナニモ」

今江「丈は…昔からあんなんやで…？」
末澤「そういえば2人って幼馴染みなんやったっけ」
今江「うん…家が隣同士やの」
藤原「ちっちゃい時からさぁ、今江の方が俺より誕生日早くて実際家でもお兄ちゃんのくせにさぁ、いっつも家で弟の俺の方が今江のお兄ちゃんって言われてたんやで！！」
今江「ごめんなぁ…」
末澤「あぁでも丈くんの方がお兄ちゃんに見える」
藤原「お前の方が幼いねん今江！！」
今江「ごめん…」

藤原「で、お前は何でここに残る事にしたん」
末澤「え？」
藤原「何か現実で嫌な事あったからここ残ってんねやろ？」
末澤「いや…現実戻ってもやる事ないし…特に嫌な事っていうのはないけど……」
真鳥「末別にお前らみたいにえげつない過去持ったから来たわけやないで？」
末澤「えげつない…？」

今江「まとくん…その話はあんまり……丈が……」
藤原「次俺らの過去の話聞き出そうとしたら命はないと思えよ」
末澤「えっ、何でそんな急に殺気立つん！？」
真鳥「丈は今江の事が大好きやもんなー！」
藤原「はーー！？俺が！？今江の事！？んなわけないやろ！！！」
末澤「でもさっき今江の匂いでわかる、とかどうちゃら……いっ！！」
藤原「そーか、鳩尾だけやと気が済まへんかったか残念やなーー！」
末澤「ほんま……理不尽……」

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