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真鳥「急げ大橋ー！そんなんでへばっててどないすんねーん！」
大橋「ふへぇっ、はぁ…」
現場まではダッシュらしい。
淳弥はしんどくないのだろうか、止まろうともしないまま、藤原に引っ張られている。
一方の大橋はマスクの息苦しさとあまりなかった運動神経のせいで既に倒れそうだ。
古謝「よし、現着…これまたえらい騒ぎようで、なにしてくれてんねん」
真鳥「大橋、悪いけど淳弥と2人で後ろから敵来やんか見といて」
大橋「えっ、あ、うん！」
全身黒ずくめのこちらを見た一部の人間から「おいFunky8だ！」「逃げろ！」などの声が聞こえてくる。
藤原「腰抜け多すぎやろ」
今江「…逃がさんよ」
逃げ惑う下っ端であろう連中ら目掛けて、今江と藤原が先陣を切った。
戦闘中のこの2人に会話など存在しない。
完全戦闘モードに入った今江は無言で愛用の如意棒を振り回す。
藤原も黙々と木刀を振っていた。
末澤「あ〜あ〜銃なんか久々やな〜」
リチャ「文句たれてんと早よやれや」
面倒くさそうな末澤も、リチャに比べたら劣るとはいえ申し分ない腕前で相手を撃ち抜く。
そうなればリチャは言うまでもない。
ノーミスで敵を撃ちまくる。
古謝「…」
唯一武器を持たない古謝は、刃物だの銃だの相手に素手で戦っていた。
一見不利に見えるが、古謝の服には傷一つついていない。周りで敵が倒れているだけだ。
真鳥「お兄さんたち必死やね〜」
無駄な動きを減らし、というよりその場から1歩も動かず、襲い来る相手を刀1本で次々と対処している。
何なら、大橋と淳弥を気にする余裕まで見せて。
もう終わり、という時、そんな6人の背後で銃声がした。
真鳥「っ！？2人が…」
どうやら、真鳥の背後──大橋と淳弥のいる方から聞こえたらしい。
が、しかし、
2人の前には倒れている男。
大橋は横で唖然としている。
となると、撃ったのは…
リチャ「淳弥…」
立ったまま、銃を手にこちらを向いた淳弥は、少し血に濡れていた。
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今江柚空(プロフ) - ☆さくら☆さん» ありがとうございます！相も変わらずぶっ飛んだ世界観ですが宜しくお願いします！ (2017年1月24日 8時) (
レス) id: 79bb6dcd4c (このIDを非表示/違反報告)
☆さくら☆ - 新作待ってました！ こういう世界観の話大好きです！ また、更新楽しみにしてます！ (2017年1月23日 22時) (レス) id: 23c7ec9ba2 (このIDを非表示/違反報告)
今江柚空(プロフ) - はなさん» ありがとうございます！やっぱりぶっ飛んだ世界の方が書きやすいです笑 (2017年1月23日 21時) (レス) id: 79bb6dcd4c (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 新作待ってましたよー♪こういう系のお話大好きです！！またまた楽しみが増えました！！ (2017年1月23日 20時) (レス) id: 74805816cb (このIDを非表示/違反報告)
今江柚空(プロフ) - 彩優ペンギンさん» ありがとうございます！大好きだなんて言葉…大丈夫ですか？使う相手間違ってませんか？笑これからも応援よろしくお願いします！ (2017年1月23日 16時) (レス) id: 79bb6dcd4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：今江柚空
| 作成日時：2017年1月23日 15時
