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「……という事があったんだけどさ、どう思う？」
「それよりウチはそんな事を人に話せるアンタの神経を疑うよ。」
雄英高校の昼休み。
ヒーロー科、耳郎響香は中学からの友達である青羽Aの相談を受けていた。
「だってこんな事話せるの耳郎ちゃんしかいないんだもん。」
「うわあ、あざとい……」
「その件で耳郎ちゃん昨日私帰りどうしてたか知らない？良く覚えてないんだけど。」
「そんなのウチだって知らないよ。そもそもアンタ授業終わったら直ぐ帰っちゃうじゃん。」
まるで光の速さだよ、と呟く耳郎ちゃん。こんな破廉恥な話題でもきちんと答えてくれる所が魅力的だ。
「んで、アンタその後どうしたのさ、目覚めた後。どうやって学校来たの。」
「ああ、その後ねー…制服もその辺に放置されてたからそのまま着た。家は轟君の家だったよ、」
「は？じゃあ二人仲良く登校したって訳？」
「んーん、様子見で外見たら轟君家って私の家の近所だったの。轟君先行くぞって言うだけ言って学校行っちゃったもん。家族らしき人も居なかったし。」
私のその言葉を聞くと、そんなんでウチがアンタの私情なんて知るわけ無いでしょ…と耳郎ちゃんは項垂れた。
「あはは、ごめんね変な事相談しちゃって。私トイレ行ってくる。」
これ以上耳郎ちゃんを困らせるわけにはいけないので、さりげなくその場から去った。
忘れるという手もあるのだが、流石に今日の件は水に流せない。私の記憶力にも問題がある。
一人で解決しなければ。
そんなことを考えて廊下をぼーっと歩いていたら、紅白の彼とすれ違った。
肝心の彼は私と目が合うと、気まずそうに目線を逸らし、そのまま通り過ぎてい行った。
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全ては花粉症のせい - お母さんのキャラがとんでも無く好きですw楽しそうw (2021年9月18日 7時) (
レス) id: 7c01fc8068 (このIDを非表示/違反報告)
如月 - すごい好きです！なんと言うか好き！(語彙力皆無) (2019年4月30日 16時) (レス) id: 7e8f63469d (このIDを非表示/違反報告)
鈴木美妃(プロフ) - ファンになりました。早く続きが読みたいです。これからも更新楽しみにしてます。頑張って下さい。応援します。 (2018年8月23日 14時) (レス) id: 07de0b9a74 (このIDを非表示/違反報告)
MAKI - こんなお母さん欲しかった。あーもう好き!! (2018年8月7日 1時) (レス) id: 0ab9f6c703 (このIDを非表示/違反報告)
あーね - すごく面白い！！！そしてお母さんのキャラ好きかも(*^▽^*) (2018年8月6日 18時) (レス) id: a1f7100f2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：成臣 | 作成日時：2018年1月22日 0時
