惑星の天使 #2

パクハンビン、再襲 ページ4

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「はい、あーん」


『…いや自分で食べれるので』


「食べれないでしょ！俺の赤ちゃん！」


『赤ちゃんちゃいます』









朝起きて廊下を歩いていたときに、面倒な人間・パクハンビンと遭遇してしまったせいで、今日は厄介な1日になりそうだ。今日は私を甘やかすモードらしい





























「お盆持ってってあげるから座ってて！ね！」


『…はい』









寝癖がぴょんぴょんしてるくせに世話してくるのは腹立つけど、強引な彼に逆らえるわけもないので黙ってお世話されることにした。イジョンヒョンさんが哀れな目でこちらを見ているので1発殴らせてほしい





























『オッパ、私部屋に戻ります』


「わかった〜、じゃ行こう」









手を繋いできて部屋まで並んで歩く。途中で少しつまづくと、大丈夫？！危ない！！と言っておんぶされて運ばれた。もう面倒なので何も言わないでおく。





























「はいついた！」


『ばいばいオッパ』


「？」


『？』









ひらひら手を振ると、不思議そうな顔をして部屋に入ってきた。いやいや何で部屋に入ってきてるん？





























「よしよし〜おねんね」


『いやさっき起きたの！！！』









ケラケラ悪魔みたいに笑うビニオッパをしっしっと追い払うが、べったりくっついてきて離れる気配なし





























「さっ、行くよ〜練習始まるよ」


『えええ、私今日gangに行く予定なんです！！』


「何で？」


『何でもです！！！』









もちろんムンジョンヒョンを見に行くためである





























「えー…だめ。今日はlaw」


『…もう、わがままですよ』


「あんまり離れたくないから」


『毎日一緒にいるじゃないですか…』


「足りないよ〜」









細い目をさらに細めて笑って唇を尖らせる。

…かわいいんだよなぁ悔しい！(ちょろい)



























































「…」


『ナカムデン。もうちょい喜びなさいよ』









lawの練習室に入ると、ユジンちゃんやイェダムちゃんはズハオちゃんは喜んでくれたのに、この男は微動だにせず真ん丸な目でこちらを見ているだけだ。





























イェダムちゃんの旗に絶対頭が当たってしまうナカムデンを見せられながら笑いを堪えていると、そんな私を見てビニオッパは嬉しそうにしていた。(犬なの？)









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