惑星の天使 #1

ソンハンビン、接近禁止。 ページ18

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そわそわ、きょろきょろ。



















『またですか、ソンハンビンさん』


「A！！！」









ぱーっと顔を輝かせて、ぱたぱた走ってくる。
皆さん、完璧王子は子犬系男子ですよー。



















「今日話したかったのに全然いなかったから」


『今ゴヌクとジュンヒョナと別れたところです』


「じゃあ今からは僕の時間！」









手を引かれて部屋に2人で入る。私の部屋を自分の部屋みたいにスムーズに入るのやめてくれないかな





























「ここ、来て」


『あ、はい…お邪魔します』









そこ私のベッドなんですけどね普通に



















「さ、寝ていいよ」


『はい？』









腰かけた私に、寝ていいよと笑顔で言うオッパ



















『寝込み襲う気ですか？？？』


「やだなあAってば、変態！」


『いやいやいや』









夜分遅くに女の子の部屋入ってるあんたが言うな





























「落ち着くなあ」


『うわ…腰に手回してきた…セクハラだ…』


「失礼な。スキンシップだよ」


『私に触れるのはめてゅくんしか許されませんよ』


「めてゅのこと好きなんだね」


『好きです。可愛いですから』


「じゃあ僕も可愛いコンセプトでいこうかな」


『…』









ふう、呆れる。
何でこんなことがさらっと言えるんだか。



















「眠いんでしょ。」


『そりゃ眠いですよ。今日走り回りましたから』









たった1日にしては濃すぎた今日を思い出して、じんじん痛む足に心の中で謝った。無理させてごめん





























ちゅっ









『…そういうことしていいんですか』


「だめ？」


『だめでしょ』



















ほっぺにちゅー…私がファンだったら、推しが宿舎でマネージャーとこんなに近い距離なの絶対に嫌だ。



















『欲求不満か何か知りませんが、絶対にカメラ回ってる時にくっつくのはやめてくださいね！！！』









マネージャーとして、皆の愛を拒むわけにもいかないが、それよりも迷惑をかけるわけにいかない。





























「欲求不満なんかじゃないよ」


『じゃあ何なんですか、この甘え具合は』


「好きだから、Aのことが」







































MEMO




ソンハンビン。キムテレ。要注意。接近拒否命令。









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