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ゴシゴシ ゴシゴシ、5454、5454
「もうつかれたー。」
ボ「あともうちょい頑張ってー。」
タッ タッ
「あれ、誰かきたでー。」
ボ「あー、撮影でここ使うらしい。」
「えー、だからこんなに丁寧に掃除してって念押ししてたわけか。」
Dj社長「すみません。場所貸していただいて、ありがとうございます」
ボ「いえいえ、大丈夫ですよ。」
銀太「おー、貸切ばい」
ふぉい「銀太―、今日撮影の歌の歌詞、覚えたと？」
銀太「ノリでいくっちゃ！！」
なんか、凄い方言の人入ってきたー。
なんかの撮影かー。
まあ、お客さん来たわけやし、帰ろ。
「帰っていいー？掃除終わったしー。」
ボ「え？聞いてないんか？今日この撮影に参加するんやで？」
「はあ？そんなん聞いてないし、無理やで？明日休みやねんから、はよ帰るねん！」
ボ「うん。そんな決意聞かされてもなー。無理なもんは、無理や」
「えー、しょっく。。。」
Dj社長「すみません。撮影協力して頂いて。」
おい、この鼻ニンニク。
確実話聞こえてて、この発言かよ。
笑顔で断ってやる。
「いやー、私なんかじゃ、力不足だと思いますよー。もっと、かわいい子達沢山いるんで呼びましょうか？みんな、暇してると思いますし」
Dj社長「いえいえ、大丈夫です。ママから、この店にいる中で1番だと伺っていますので」
くそー。ママに先、手は打たれてたわけか。
これは、確実に逃げ場はない。。。
諦めよう。
借金してる身が、文句言うわけにいかんしな。
明日休みやし、しょうがない。
「あはー、ありがとうございます。では、何時ぐらいから、撮影始めましょうか？」
Dj社長「では、3時からでお願いします。」
見た目と違って、しっかり敬語使うし、やばそうな人らやと思ったのに。
まあ、格好がふざけすぎてて笑う。
なんで、サンダルやねん。ここ、歌舞伎町やぞ？
最近は、こんな格好が流行ってるとか？
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作者名：saranhe | 作成日時：2020年7月14日 2時
