【d!】スマホを拾っただけなのに【男主】 (ページ4)

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「ぁ、……シャオロン…か……」

sha「せや、シャオロンやで

てか、なんでそんな嫌そうな声やねん」

「そりゃ、オマエとの良い思い出なんて無いし」

sha「はぁ…？！なんやそれ」

「当たり前だろ！オマエが変なちょっかい掛けてくるから、こちとら大変だったんだよ」

そう、この男シャオロンとは良い思い出なんざ何一つない

いやまぁ、探せば少しぐらいはあると思うが…

事あるごとにコイツは俺の邪魔をしてきた

それなのに、何故か席が隣になったり、修学旅行の班もいつのまにかシャオロンと同じ班になっていたりと、なにかと近くにいる存在にならざるを得なかった

いやまぁ、根はいい奴ってのは分かってたから特に俺から離れようともしてはなかったんだけども…

kn「Aいっつも振り回されとったもんなw」

「そうだよ！ホントに…」

shp「確かに…ww見とる分にはおもろかったですけどねw」

「チーノとショッピは笑ってみてたもんな…ひどい奴らだよ」

cn「いやいや、お二人のの間になんて入れませんよ〜w
特にシャオロンさんの邪魔なんて……おぉw怖い怖いww」

「…？

あえっと、スマホ…どうしたら良いんだ？どこいるか教えてもらえればそっち行くけど」

sha「え！来てくれるん！？」

「え、あぁ…全然行くけど…」

すんごい嬉しそうなんだけど…なに、なにか企んでんじゃないよな……？