【文スト】【短編集】文豪×〇〇彼女。【文豪ストレイドッグス】

谷崎×無気力天然彼女。(華雫様リク) ページ18

一人称は「ボク」です。

ちゃんと女の子だよ！←

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皆様にお聞きしたい事がある。

付き合ってる彼女が仕事にやる気を出さない、無気力な場合は如何したら良いのでしょう？

僕、谷崎潤一郎は毎日その事で頭を痛くしている。

おまけに無防備と云うか天然と云うか。

今日もシャツのボタンを第二まで開けていて羞恥の色も見せない。

ほらもう敦君なんて顔が赤いよ…。


＿＿＿＿じゃなくて。


「A…。仕事しよう？」

『敦君やってくれてるよ？』

「…そういう問題じゃないんだよ」

『だって、やりたくないし…。気力が、全てがお日様に奪われる…』

「いや、お日様はそんな殺人鬼じゃないから」


本日も頭を悩ませる言動をしまくる僕の彼女。

如何したものか…。


「…ねー、如何したら仕事してくれるの？」


ふとした疑問をぶつけてみる。

思えばこの質問はした事無かった。


『ん？んー、そうだな…。潤君がチューしてくれたらやる〜』

「あぇ！？」


ほわーんの効果音が似合いそうな空気を身にまといながら云う彼女。

敦君は更に顔が赤くなり、国木田さんは珈琲を吹き出す。

僕も、当然っちゃ当然で顔が赤くて。


「ま、待ってAちゃん、それ本気！？」

『…？うん！』

「や、あのね、確かに君は僕とつ、付き合ってるし天然だからそう云うのは簡単かもしんないけど、そんなアッサリ云うのは…」

『え…？何で？ボクは何時も本気だよ？』


そう云い、「ギュッ」と抱き着いてくるAちゃん。

…何をしてるの！？僕は頑張って抑えてるのに！

この子はどんだけアレなワケ！？


「…っ、誘ってんの？」

『へ…？』


彼女が頭に「？」を浮かべている間にサッと唇を奪う。

数秒経って唇を離すと真っ赤になった彼女。


「…ほら、キスしたから仕事しよ？」

『…っ、やる、ます』


…無気力天然をやる気にさせる方法、見つけました。

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太宰×仕事鬼彼女。(テテボムス様リク)→←芥川×けだるげ彼女。(葉月様リク)

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