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31話 ページ33

「いたた……あ、すみません!」

起き上がって、素早くゾムさんの上から退く。

ゾムさんも倒れ込んだ時に頭を打ったみたいで、起き上がりながら頭を手で押さえている。

ゾム「派手に転んだな、俺が下やったから良かったけど、痛かったんやで。」
「す、すみません。」

頭が上がらない。

勝ったっと確信して気分が上がってしまったからだ。

従者なのに、ドジっ子アピールみたいなのをしてしまった。

軍人1「嘘だろ……ゾムさんが負けたのか?」
軍人2「あの娘、何処の誰なんだ?」
軍人3「俺知ってるぜ、ヴァルミル国から来たっていう……。」
軍人2「あぁ、あの貴族の人の従者?でも強すぎじゃないか?」

遠くで軍人の人達がヒソヒソと話しているのが聞こえてくる。

ゾムさんが勝つとでも思ってたんだろう。

私が勝って驚いてる様子だ。

まぁそうだろう。

何せ、私は女だ。しかも貴族の従者だから、幹部には勝てないと思ってたのだろう。

軍人の人達の視線が痛い。

ゾム「にしても、あそこから良く左胸にナイフが当てれたな。反応してもガード出来んかったわ。」
「殆どゴリ押しですけどね。昨日の事があって、ゾムさんが警戒してるのが分かってましたし。」

立ち上がりながら、ゾムさんと話す。

お互い、汗とインクで服がぐちゃぐちゃだ。

朝シャワー浴びたのに、また浴びないといけないのか。

ゾム「これやとグルッペンが目をつけそうやな……。」
「?何か言いました?」

ゾムさんが一人でボソッと何かを言う。

あまりに小声過ぎたので、聞き取れなかった。

ゾム「いや、そんな大したことじゃないんやけど……。」
?「今の戦い、しっかり見させてもらったゾ。」

ゾムさんが何か言おうとした時、軍人達の方から、一人の人物の声と、拍手が聞こえてくる。

低いバリトンボイス………まさか……

グル「やはり、流石というべきだな。」

グルッペンさんが、拍手をしながら近づいてくる。

何でいるんだよこの人。

―――――――――

やぁ、どうも、作者です。
またまた質問が来てたので、答えましょう。

質問→何歳ですか?

言えません!トップシークレットです!

まぁ、答えないのは質問してくれた方に申し訳ないので、一部言うと、高校生です。

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あばば - 「〜だと思う」「〜か...」などの文で作者様は「〜だっと思う」「〜っか...」と書いていて、日本語として変になっています...私が気にしすぎなのかもしれないのですが、読みづらいです...すみません! (2022年8月6日 18時) (レス) @page43 id: 657c3387d9 (このIDを非表示/違反報告)
ああああ - 作品はとてもいいのに作者のページいらんすぎる。 (2020年3月30日 13時) (レス) id: b71cb1ab08 (このIDを非表示/違反報告)
2Fq3xJRnanGV4xN(プロフ) - 私はオスマン推しです! (2020年1月24日 17時) (レス) id: 32198dd32d (このIDを非表示/違反報告)
2Fq3xJRnanGV4xN(プロフ) - とっても面白いです!!まだ途中までなんですけど、ハラハラしながら見させていただいています!おちのリクエストなんですけど、オスマンのリクエストします!よろしくお願いします! (2020年1月24日 17時) (レス) id: 32198dd32d (このIDを非表示/違反報告)
yotuba0902 - 面白いです!ネタってどうやって考えてるんですk((((((殴 (2019年9月28日 7時) (レス) id: 101a506f7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アオバナ@復元成功 | 作成日時:2019年8月28日 22時

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