22話 ページ24
リオを部屋に届けた後、私も自分の部屋に戻る。
電気を付けると、すぐに目に入る赤い薔薇。
電気の光で薔薇はキラキラと輝いていた。
あぁ、視界に入れるだけでもモヤモヤする。
こんなもの、窓から投げ出せたらきっとモヤモヤも無くなるんだろうな。
薔薇にそっと手を伸ばす。
そう言えば、あの人も薔薇をくれたっけな。
私の髪色に似合うからって。
あの薔薇………どうしたっけ。
思い出そうにも思い出せない。
でも、思い出したくない。
………もう寝よう。
部屋にシャワー室がついているが、私はベッドに寝転ぶ。
随分とお酒を飲みすぎたようだ、頭がクラクラする。
そのまま私は、目を閉じた。
―――――――――
？『なぁA、もし俺が死 んだら、お前はどうするんや？』
『いきなりの質問だね。』
気がつくと婚約者の彼が隣に居た。
彼の故郷の原っぱで、風が吹く度に彼の髪がなびく。
さっきまで私は何してたっけ、もうどうでもいい、彼がそばに居るのなら、それでいい。
？『でもな、いつまでも一緒におれるっていう確証はない訳やん？俺のこの国も、お前の国も、いつ戦争に巻き込まれるか分からへんしな。』
彼は薄らと笑みを浮かべる。
彼の国は、国民と国王の仲が良く、国王は国民から必要とされている。
平和ボケしてる感じの国だから、狙われてもおかしくない。
『んー、でも、私は離れたくないな。×××が死ぬなら、私も一緒に死ぬよ。』
？『それはやめて欲しいわ、お前には生きてて欲しいしな。』
彼は私の頭に手を置いてくれる。
あぁ、彼の金色の髪も、瞳も、その性格も大好きだった。
だけど……。
場面が変わって、とある薔薇園。
ヴァルミル国の大きな薔薇園。
？『すまんA、別れて欲しいんや。』
『……な、なんで？』
？『好きな人が出来たんや、やから、スマン……。』
あぁ、なんで離れていったの？
なんでそんなに苦しそうな顔してるの？
ねぇ待ってよ、お願いだから。
なんでそんなに泣いてるの？
―――――――――
やぁ、どうも、作者です。
皆さんは婚約者が誰か分かりますか？
ヒントはですね、我々だの人ではありません。
他の実況者の方です。
分かる人いるかな…
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あばば - 「〜だと思う」「〜か...」などの文で作者様は「〜だっと思う」「〜っか...」と書いていて、日本語として変になっています...私が気にしすぎなのかもしれないのですが、読みづらいです...すみません！ (2022年8月6日 18時) (
レス) @page43 id: 657c3387d9 (このIDを非表示/違反報告)
ああああ - 作品はとてもいいのに作者のページいらんすぎる。 (2020年3月30日 13時) (レス) id: b71cb1ab08 (このIDを非表示/違反報告)
2Fq3xJRnanGV4xN(プロフ) - 私はオスマン推しです！ (2020年1月24日 17時) (レス) id: 32198dd32d (このIDを非表示/違反報告)
2Fq3xJRnanGV4xN(プロフ) - とっても面白いです！！まだ途中までなんですけど、ハラハラしながら見させていただいています！おちのリクエストなんですけど、オスマンのリクエストします！よろしくお願いします！ (2020年1月24日 17時) (レス) id: 32198dd32d (このIDを非表示/違反報告)
yotuba0902 - 面白いです！ネタってどうやって考えてるんですk((((((殴 (2019年9月28日 7時) (レス) id: 101a506f7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオバナ@復元成功 | 作成日時：2019年8月28日 22時
