気楽に呪え【呪術廻戦】

49.閻魔と百鬼夜行 ページ49

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『明菜とクリスマスケーキ食べる予定だったのに、どうしてくれるの傑君』

夏油｢猿と食べるケーキなんて聖夜が泣くよ｣
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高専関係者に12月24日に新宿にバックアップを要請されたのが1週間前

傑君と一足先にクリスマスケーキを食べたのが昨日

後に【新宿・京都百鬼夜行】と呼ばれる大規模呪術テロが起こったのが今日



菜々子｢美々子ぉ、アイツが夏油様の言ってた閻魔アバズレじゃねェ？｣

美々子｢あれが、閻魔ビッチ…？｣



そして今は初対面の呪詛師の女の子達にいじめられてるの

初対面の嫌われようじゃないよねこれ、傑君この子達に私の事なんて言ってたの、場合によっては裁判起こすんだけど。



『あぁ、もしかして傑君が話してた子達？』



素直で優しくて可愛い子って聞いてたんだけど、大丈夫かな傑君、この2人のどこが素直で優しいの？？？

もしかしなくても今まであってきた中で一番相手にするのしんどい子達なんですけど。直哉君を相手にしてきたAがいうから相当だよ？？？

小さい頃私のご飯に毒盛ってたお手伝いさんより仲良くできないと思う。僅差で。



菜々子｢は？お前ごときが夏油様を名前で呼んでんじゃねェよ｣

『なに、言っとくけどAの方がミミナナより傑君歴長いからね』



ごめん、私厄介だから歴でマウント取るね
2対1なんだからそれくらい許してほしい



美々子｢私達の方が四六時中一緒にいるから時間長いし｣

『でも学生時代の傑君知らないでしょ、Aは知ってるよ。写真も持ってる』

菜々子｢よこせ｣

『インスタ知らないし、エアドロでいい？』

美々子｢私【み】で登録してる｣

菜々子｢私【な】だから｣



写真を遡って傑君の高専時代の写真をミミナナにエアドロップ、離れすぎない程度に避難してもらった潔高君に｢遊ばないでください｣って注意されたので、ちゃんと働かなきゃ。



『傑君に申し訳ないし、顔はやめとくね』

菜々子｢上からモノ言ってんじゃねェよ｣

美々子｢菜々子、吊るそ｣



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菜々子｢私ほんとにアンタが嫌い｣

『私は今ジュース奢って貰えたらギリギリミミナナの好感度中の中で保てるよ』

美々子｢貴方の好感度なんていらない｣



スマホを媒体にした術式もロープを使う術式も、65種もある地獄の力を使えばそこそこ対応できて、6：4で私が有利な立ち位置。

精神的には10：0なんだけどね。




菜々子｢あ゛ぁ〜〜ホントにむかつく！！！夏油様も約束がなんたらとか言ってあんたの事は私達に任せるとか言って！！なんでアンタが！！」

美々子｢貴方みたいな人が」


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