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17話 ページ18

お風呂から上がった後、夕食を軽く済ませてメンテナンスルームに向かった。

「ごめん、お待たせ」

「いや、俺もさっき来たばっかだよ。」

ドアを締めながら豹馬を見ると私を待っている間に読んでいたのかトレーニング本を本棚に戻して近くにあった椅子に座った。

「それで…なんでメンテナンスルームに?」

「あぁ、前に足のマッサージしてくれただろ?自分でもやってるけどあの時してもらったマッサージが1番効いた気がするから教えてくれないか?」

「それなら…今ってマッサージクリーム何使ってる?」

「これ。青い監獄(ここ)で支給されてるやつ。」

「あー、それでもいいんだけど豹馬は前に怪我をしてるからこっちのクリーム使ってみて!しっとりしてるけど伸びが良くて筋肉をしっかりほぐせるから。」

「へぇ…。」

クリームを手のひらに出して右足に触れると豹馬がビクッと反応した

「あ、ごめん急に…冷たかった?」

「ん、いや、大丈夫。」

ふいっと顔を逸らした豹馬に申し訳なく思いながらマッサージをするために足全体にクリームを伸ばした。

「まずはふくらはぎだけど、軽く揉みほぐしたあとに指で圧迫しながら…」

やり方を説明しながら足のマッサージをこなしていく。

それにしても…豹馬って顔が恐ろしく整ってるけどこうして触ってみると思ったよりも筋肉がしっかりついてて男らしいし性格もサバサバしててちょっとギャップかも。

「?…A?」

「え、あ…ごめん。」

「別にいいけど、急にぼーっとしてどうしたんだ?」

「いや…豹馬って見た目以上に筋肉あるし性格も男らしくて頼れそうだしモテそうだなーっと。」

「はぁ?!き、急になんだよ…」

顔を赤くして思わず立ち上がった豹馬に思わずくすくすと笑うとばつが悪そうにはぁ…とため息をついた。

「大体お前…それ分かって言ってんのかよ…。」

「ん?」

首を傾げると豹馬は椅子に座り直して私の手首を掴みぐっと引き上げて抱き寄せると私は強制的に豹馬の膝の上に乗る形になってしまった。

「ちょっ、豹馬?!」

「ったく、こっちは散々アピールして我慢してるってのに…お仕置きだ。」

「えっ…お仕置きってな…んっ、んんぅ…!」

唇に柔らかい感触がしたと同時にふわりとシャンプーの香りに包まれた。

「んっ…ひょう、ま…やめ……」

喋ろうとすると更に深く口付けられて頭の奥がじんと熱くなった。

「はぁ…だから言っただろ。男は皆狼だって。」

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めめ(プロフ) - 楽しく読ませていただいています!誰が喋っているのか吹き出し前に付けていただけるとよりわかりやすくて読みやすいなと感じました。更新楽しみにしています(^^) (2022年11月24日 0時) (レス) @page16 id: 046701b798 (このIDを非表示/違反報告)
翠恋(プロフ) - ころりんさん» 夢主ちゃんは凪の事は苗字呼びだから名前呼びしてないです。だから凪は誠志郎って呼んでほしいっていう意味で言っています (2022年11月21日 0時) (レス) id: d41fc0cc07 (このIDを非表示/違反報告)
ころりん - 4話の名前について話してるくだり、もう名前で呼んでるのに名前で呼んで欲しいってどういうことですか? (2022年11月18日 21時) (レス) @page5 id: d13e34f292 (このIDを非表示/違反報告)
機関車トーリマス - 面白いです!最高です!続き待ってます! (2022年11月8日 5時) (レス) @page14 id: b3f1cd4664 (このIDを非表示/違反報告)
オタなーん - 面白いです! (2022年10月26日 15時) (レス) @page7 id: e0d32b81e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:翠恋 | 作成日時:2022年10月2日 23時

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