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去年の冬、寒さで少し冷えた食堂で涼太と飯を食ってた時だったかな
なんとなく周りのヤツらが結構一人暮らしをしてるからっていう理由で
「この生活にも慣れたし、別に少しなら足を使うことは出来るから一人暮らししようかな」と軽い気持ちで涼太に言ってみた
そしたら涼太は一切こちらに目を向けず
「俺も一緒に住む」
と当たり前のように言った
「なんで…?笑」
「だって心配じゃん」
「心配じゃんって…笑 もう大学生だよ?俺ひとりでも大丈夫だし、涼太も俺の世話…しなくていいって…」
さすがにネタだろうと笑い混じりに返してみたが本人は本気らしく
「駄目だよ 翔太には俺がついてなきゃ」
そう顔上げて少し微笑んだ
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作者名:マ | 作成日時:2019年11月14日 1時