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さて、ここから月日が流れるのは早いもので。
私たちはいつの間にか、3年生になっていた。
「A先輩！」
声のするほうを向くと、そこには後輩のエースくんとデュースくんがいた。
「どうしたの？」
「薔薇の花塗るの手伝ってくださいよ〜」
気だるげな顔からして、めんどくさいのだろう。
「1年は働く時代だよ」
「ゆーて2年しか変わらないじゃないですか」
「はいはい、働け」
適当にあしらって、また廊下を歩く。
私は用事があるってのに…都合のいい後輩め。
正直、薔薇を赤く塗るのに賛成という訳ではない。でも、規則なのだから仕方ないのだろう。
「ふぁぁ…ねむ」
調理室の前で止まり、扉を開ける。すると、甘い香りが私の脳を刺激した。
「お、Aか」
エプロン姿のトレイはもうママとしか言いようがないね()
「なんか手伝うことある？」
「お前、味見しに来ただけだろ」
「あは、でも手伝いもするよ」
近くにあったエプロンを取り、紐を首にかける。
「じゃあ、卵を混ぜてくれ」
「はー…多くね？」
「寮生何人いると思ってるんだ」
「うへぇ…頑張ろ」
その後は卵かき混ぜすぎて上腕二頭筋がめちゃくちゃ鍛えられた。
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すいへ(プロフ) - 破壊の伝導者さん» 金髪が特に似てますね() (2021年3月11日 0時) (
レス) id: 9e28aa5906 (このIDを非表示/違反報告)
破壊の伝導者(プロフ) - ルーク君が、ヒロアカの青山君に似てるって思ったのは、吾輩だけか？ (2021年3月5日 13時) (レス) id: f479ce3622 (このIDを非表示/違反報告)
アイス(プロフ) - いえいえー！今回もとってもキュンキュンしました…次回作も楽しみにしてます…！ (2020年12月30日 23時) (レス) id: 2a92e5b9df (このIDを非表示/違反報告)
すいへ(プロフ) - アイスさん» ほんとだあああ！！！！何から何まで…本当にありがとうございますヽ(；▽；)ノ (2020年12月30日 22時) (レス) id: 9e28aa5906 (このIDを非表示/違反報告)
アイス(プロフ) - あ、あと22のエース君のセリフがすみませんじゃなくて、すませんになってます…！！ (2020年12月30日 22時) (レス) id: 2a92e5b9df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すいへ | 作成日時：2020年12月30日 19時
