１２話 第三試験 始まりの前に ページ12
グバデロ「よーし、41人決まったな
んじゃ元に戻すぜ」
パチン
グバデロが指を鳴らすと先程まであったコートなどが一瞬で消えた
現れたのは最初に到着した森の中だった
グバデロ「よーし、これから始めんのは第三試験
まぁこの森を抜けたらそこが第三試験だ
だが一つ危険なことがある
この森には魔物がいる
倒していかねぇーと行けねぇ道だ
まぁ幸運を祈るぜんじゃ開始！」
うぉぉぉ！！！
一斉に41人の参加者は目的地につくため走り出した
そこにはテイル達もいた
テイル「魔物かー」
ノア「？ もしかしてこえーのか？
ダサ」
パクル「プッ」
テイル「手前ら後で覚悟しとけよ」
３人は奥へと森の中に入っていく
テイルは走っていた足を止めた
それに気づき、2人も足を止めテイルを見た
ノア「急にどうした」
テイル「……いない」
パクル「何が？」
テイル「参加者の人達が」
ノア「！ いつの間に」
パクル「何処からか悲鳴が聞こえるよ」
テイル･ノア「それをさっさと言えよ！」
バコンとパクルをただいた
「イッテェー」と涙目になりながら訴えるパクル
それを無視し周りを警戒するテイルとノア
ノア「右から人が来る」
テイル「人！？？魔物じゃなくて？」
ノア「あぁ人だ」
ガサガサ
近くにあった草が揺れた
�犇瓩き�
ノアは感じた
ノア「誰だ！」
警戒をしつつ、ガサガサと草が重なる方へと目を向けた
ニヤリ
不気味に笑う笑を感じた
これは�犇寡櫚�
バサ
草から現れた者
其奴は……
ソルト「どうも♡」
テイル･ノア･パクル「！！！ ソルト……」
その正体は、謎のマジシャン ソルトだった
ソルト「やっぱり君たちは見込みがある♡」
ニヤニヤと笑う顔にノアは苦笑いをし、その場を離れようとしたが ソルトが止める
ソルト「行っちゃうの？
ボクの遊びに付き合ってよ♡」
ノア「そんな暇はない」
ソルト「連れないなぁ〜♡」
テイル「何か用があるんだろ？
俺達のところまで来て」
テイルはソルトに聞くとソルト二ヤと笑をテイルの方へと向けた
ソルト「うん♡
君たちの力を知りたくてね♡」
パクル「力？何でまた」
ソルト「君たちは普通の子供とは違う
特に 君」
ソルトが指を指したのはノアだった
ノアは驚いたような顔を見せた
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作者名：ないぞう | 作成日時：2017年5月17日 23時
