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手が… ページ3

「おはようございます…!!Aです。…!」

私はモニター越しに喋る。昨日、初めてHIKAKINさんと会った。今日は色々動画を撮ったりする予定だ。

「あ、今行きまーす…!」
モニターから声が聞こえる。
「おはようございます、マネージャーさん!
どうぞ、入ってください。」
HIKAKINさんはドアを開けて招き入れてくれる。私は軽く会釈して中に入る。


「えっと、今日はHIKAKINTVの方の編集しようと思ってるんだけど…。」
HIKAKINさんが編集部屋の方を向いて喋る。
「はい、分かりました。」
私は少し緊張しながらうなずいた。

あれからどれくらいたっただろうか。HIKAKINさんは編集が終わり、部屋でぐたぁ、としていた。私は何か少しでも手伝いたいと思い、そっと、寒いのを我慢して家から出た。
「どれが良いのかな…」
私はマンションの近くのコンビニの温かい飲み物のコーナーの前で悩んでいた。どれが喜ぶかあまり分からなかったが、勘で、コーヒーを買い、マンションに戻った。

カチャ

静かにドアを開け、HIKAKINさんのマンションに入る。編集部屋に行くと、HIKAKINさんは寝てしまっていた。私は起こすのも悪いのでそっと、しておいた。

「ん…?」
あれから3分くらい経ち、HIKAKINさんが目を覚ます。HIKAKINさんは少し寝ぼけた顔でこっちを見て
「あれ…?……そうだ、!!僕編集してて、…寝てしまったんだ…」
HIKAKINさんはしまった、と呟いて、
「ああ、マネージャーさん、ごめんね…。寝てしまっていて…」
私はいえいえ、と首をふり
「大丈夫ですよ、HIKAKINさん!!疲れたら休むのが一番ですから!!あと、好きか分からないんですけど、コーヒー買ってきたので良ければ飲んでください…!」
私はコンビニの袋からまだ温かいコーヒーを差し出した。HIKAKINさんはにっと笑って
「ありがとう!!マネージャーさんと居るとなんか安心できるよ…!!あ、僕コーヒー好きだよ。ありがとう…!!」
HIKAKINさんはコーヒーを受け取りごくごく、と飲んだ。
「んはぁ…。やっぱり冬は温かいコーヒーに限るね!!ありがとう,!」
HIKAKINさんはそういうと、いきなり顔を真剣にして
「でも、マネージャーさん、手が真っ赤になってる…。」
HIKAKINさんはおろおろと自分の手を動かし私の手をぎゅっと握る。
私の手にHIKAKINさんの暖かい手が触れ、耳の先まで真っ赤になってしまった。
「はっ、…!!マネージャーさん…!ごめんね」
HIKAKINさんは一瞬ぽかん、としてぱっと手を離した。

ドキドキ(HIKAKINside)→←マネージャー



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作品ジャンル:タレント
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林檎(プロフ) - みぃ♪さん» はじめまして、コメントありがとうございます!これから続けますね!あと、他のYouTuberさんとのコラボの話も出しますね。本当にありがとうございます。これからも良ければ見てください!( (2019年2月16日 19時) (レス) id: 8d2dda51b8 (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - 明音さん» コ、コメントありがとうございます!!頑張ったので嬉しいです((これからも頑張ります!これからも良ければ見てくださいぃ(( (2019年2月16日 19時) (レス) id: 8d2dda51b8 (このIDを非表示/違反報告)
明音(プロフ) - 付き合うところドキドキしました…!これからも頑張ってください! (2019年2月16日 11時) (レス) id: 597d9f4123 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ♪ - はじめまして、この夢小説おもしろいのでまだ続けてほしいです!! あとフィッシャーズとかほかのユーチューバーもだしてほしいです! これからも頑張ってください! (2019年2月16日 10時) (レス) id: 80d142b1fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:林檎 | 作成日時:2018年12月30日 19時

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