最悪の呪詛師の妹は【呪術廻戦】2 (ページ4)

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noside

20:14
東京メトロ渋谷駅 13番出口側(〝帳〟外)

伊「〝一般人のみが閉じ込められる帳〟です。一般人は侵入のみ、〝窓〟には個人差が。術師は補助監督役含め出入りが可能です。」
七「電波は？」
伊「断たれています。連絡は〝帳〟を出て行うか、補助監督(われわれ)の足を使ってください」
歩道橋の上で説明する伊地知。

七海班:七海建人(1級術師)
　猪野琢磨(2級術師)
　伏黒恵(2級術師)(昇級査定中)

七「随分と面倒なことになっていますね」
あらかたの説明を聞いた後に言う七海

猪「伏黒‼︎伏黒‼︎」
と猪野は呼ぶ
猪「〝帳〟…、結界の効力の足し引きに使える条件っていうのはな、基本〝呪力にまつわるモノ〟だけなんだ。ざっくり言うと、人間・呪霊・呪物だな。だから、電波妨害とかは〝帳〟が降りたことによる副次的効果であって、〝帳〟の結界術式そのものには電波の要否は組み込めないんだぜ」
伏「あ、はい。知ってます」
いかにも興味がなさそうに言う伏黒
七「猪野君。彼は優秀です、先輩風は程々に」
追い討ちをかけるように七海は言った
猪「どーいう意味スか七海サン‼︎」
七「それで__________五条さんは？」

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同刻
渋谷マークシティレストランアベニュー入口(〝帳〟外)

釘「人がいない⁉︎駅前のスクランブル交差点に⁉︎ハロウィンの渋谷よ⁉︎」
新「そこで何かがあったみたいッス…、皆散り散りに〝帳〟の縁まで逃げてこう訴えています。

〝五条悟を連れてこい〟と」
釘崎の問いに、新田明が答える
釘禪「‼︎」
直毘「フッ…非術師か奴を知っているわけがない。言わされているな」

禪院班:禪院直毘人(特別1級術師)
禪院真希(4級術師)(昇級査定中)
　釘崎野薔薇(3級術師)(昇級査定中)

直毘「〝帳〟は壊せんのか？」
新「難航してるっす。今、雨宮先生が〝帳〟と干渉中ッスが……、本人も〝帳〟を降ろしている呪詛師を探した方が早い〟と…。」
禪「じゃあ私らはその手伝いだな？」
新「いいえ‼︎皆さんはまだここで待機ッス‼︎」
釘「⁉︎」