最悪の呪詛師の妹は【呪術廻戦】2 (ページ26)

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noside

一方猪野_____
オ「孫よ」
孫「うん。分かってるよ婆ちゃん」
オガミ婆の前に立つ孫。
猪「可愛い後輩もできたことだし、ここいらで活躍してボチボチ俺も、

一級術師になっちゃうぞ」
猪野は被っていた帽子を顔まで下げ、言った。

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虎杖side
虎「伏黒」
ドカッ、とタワーの中にいた呪霊シメながら外へ出て伏黒と合流する。
虎「アイツは⁉︎」
伏「そこだ」
髭爺さんがワイヤーに絡まれて横たわっている
虎「……」
なーんか違和感…
伏「……俺は接地の瞬間を見ていない。」
虎「？」
伏「死体がキレイすぎる。術師といえど、地上41階からの落下だぞ。」
あ、それだ。違和感の正体。
伏「起きろ、たぬきジジィ‼︎」
伏黒が手に呪力を込めた

その言葉に、爺さんはムクリと起き上がる
「まったく、若者は年寄りを労らんかい」
ニヤつきながら爺さんは言う
伏「時間はかけらんねぇぞ」
伏黒が玉犬らしきものを出しながら言う
虎「かかんねぇだろ」
俺も手に呪力を込めながら返した。

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猪野side

七《何故、私の推薦にこだわるのですか。君の術式なら準1級ぐらいすぐなれます》
ｼﾞｭｩｩｩと肉が焼ける音がする。
猪《やっぱ〝筋〟って大事だと思うんスよ。特に、呪術師みたいな血生臭い職業は。
でも俺は頭が悪いから筋の通し方が分からなくなることがある。だから、迷った時こう考えるんです。

……〝七海サンならどうするか〟
それで七海サンに認められずに1級ってのは嘘でしょ。》
じゅう、とまた肉が焼けた
猪《あ、飲み物追加します？》
七《……マッコリを》

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猪「来訪瑞獣一番」
ズズ…と手の平に三角錐型の角を作る。
猪「獬豸」
そのまま撃つ‼︎‼︎
孫と呼ばれた奴はババアを横抱きにして避ける。
が、獬豸は追尾型。
横抱きしていたババアを座らせ、左手で受けた。

降霊術「来訪瑞獣」。
顔を隠すことで自らが霊媒となり、四種の瑞獣、
獬豸・霊亀・麒麟・竜の能力を降ろし、使用できる術式だ。

猪「(七海サンに任された以上、2人を放ってはおけねぇが…、かといってコイツら引き連れていくのも違ぇよな。
ベストは瞬殺して後輩ちゃんズと合流だ)」
孫「婆ちゃん、今の…」
婆「あぁ、奇遇(・・)よの。」

事実に即し、己を律する。

慢心は

猪「二番霊亀」

ない。