最悪の呪詛師の妹は【呪術廻戦】2

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釘崎side

「あ、君前会ったね」
釘「どちら様です、かっ⁉︎」
……本当は覚えてるケド‼︎‼︎

「‼︎ アレェ？」
ぱちん、と指を鳴らす
釘「？」
「なんだ、隠れたんじゃなかったのか」
コイツは何を言ってる？
ダッと男は店の中に入っていく
目の前に見えたのは、切り付けられている新田ちゃんの姿
釘「新田ちゃん‼︎」
男は足を振り、

新田ちゃんのお腹を蹴った
新「かっ………」
新田ちゃんが呻いた

釘「テメェッ‼︎‼︎」

トッ、

男の手には、さっきの剣

釘「(は⁉︎ さっき落とした剣⁉︎
が、何で上から…⁉︎)」

ﾊﾞﾂｯ

太ももを切られる
釘「(浅い‼︎)」
その瞬間、剣の持ち手が顎を殴った

ドッ、と私は膝を折る
釘「(コイツ…、イイトコ当てやがる‼︎)」

「おっ、顎入った？立てない？」
小馬鹿にしたような調子。

「ねぇ立てない？ねぇってば」
くす、と笑う
「君さ、前に会った時よりすごく強くなったでしょ。俺最初気づかなかったもん。でもさぁ……？？ただ強いだけで勝てる世界じゃないんだよ。特に、俺の術式が絡むとね」
ニヤァと笑う
「つってもら俺も俺の術式のこと、よく分かってないんだけど」
ピョン、と剣が戻ってくる
「さて、どっちから殺そうかな」

回れ口‼︎少しでも時間を……‼︎‼︎


釘「テメェらは、何がしてぇんだよ」
「あー、なんか、五条悟封印したいんだって」
釘「‼︎………テメェに聞いてんだよ」
「あっ俺？」
うーん、と少し考えた後、
「…サッカーが大好きで、大得意の人がさ、サッカーのない世界に生まれたらどうするかな？……ダメだ、上手く言えないなぁ…っていうか、理由ってそんなに大事？

いーじゃんいーじゃん！楽しいじゃん！俺が楽しければそれでいいじゃん‼︎…君も、そう思わない？」
ザクッ
新「あ"っ"‼︎‼︎」
新田ちゃんを刺す男
釘「やめろ‼︎」
「やめさせてよぉ〜。俺にこれ以上罪をキャっ、…噛んじゃった」
ぐぐ、とフラッフラの足を何とか立たせる
「ん"っん"っ、タンが絡んで…」
動け、時間を稼げ。誰かが来る保証はないけど
「………フラッフラじゃん」
ヒュッとトンカチを振った。



ｶｼｬｧｯ
ガラスのような何かが割れる音


ﾊﾟﾘ､ﾊﾟｷ
かけらを踏む音。

金髪で、特徴的なサングラス。

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