最悪の呪詛師の妹は【呪術廻戦】2 (ページ18)

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七海side

七「夏油さんが？」
虎杖君の耳についているメカ丸君の話を聞き、私は疑いの声を出したが
メ「正確に言うと、夏油傑の裡にいる何者かダ。今、渋谷駅構内は正に伏魔殿、特級とソイツらが連れて来た呪霊、夏油の息のかかった呪詛師、そして改造人間と一般人」
七「確かにそれなら地下鉄の隣駅から攻めた方が速い。だが、そのためにはまず〝帳〟を解かなければ。」
メ「緊急事態だ。マルチタスクで頼ム」
七「……(…四の五の言ってる場合ではないか…)一級(わたし)でしか通らない要請がいくつかある。外に出て伊地知君、雨宮さんの班とそれらを全て済ませてきます。三人はその間に、〝術師を入れない帳〟を解いてほしい。猪野君、日下部さんな禪院特別一級術師もこの〝帳〟内にいるハズです。合流できた場合、現状を伝えて協力を仰いで下さい。まぁ、あの大声で伝わっているかも知れませんが」
猪「了解‼︎」
七「それから、

二人を頼みます」
猪「…はい‼︎」
猪野君の声を聞いた後、〝帳〟外の伊地知君の所へ向かった。

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猪野side

猪「………」
虎「猪野さん？」

七海サンに頼られちゃった……

じーん……っと込み上げてくる嬉しさ
猪「オマエらぁ‼︎」
その調子のまま俺は二人を呼ぶ
猪「任務の前に事の重大さを教えてやる。題して………〝五条サンがいなくなって困る二つのこと〟

一つ、〝五条家の失墜〟

五条家は五条悟のワンマンチーム‼︎五条サンが利かせていた融通(ワガママ)て救われていた術師が数多くいる‼︎虎杖、オマエもその一人なんじゃないか？」
虎「ッスね‼︎」
猪「軽いな。虎杖を含め、そう言う連中がみーんな困ったサンになってしまい、最悪消される‼︎

そしてそのニ〝パワーバランスの崩壊〟‼︎

五条悟がいるから、という理由でおとなしくしていた呪詛師、呪霊達が一斉に動き出す‼︎
その一で内輪がゴタついてる時、そのニの奴らとプチ戦争なんて起こってみろ、負けるぜ‼︎俺と七海サンはそう読んでる。負けたらどうなる？」
伏「少なくとも日本では、人間の時代が終わるかもしれないですね。」
伏黒が言う
猪「分かってんじゃねーか。

いくぜ、後輩ちゃんズ‼︎‼︎七海サンが戻る前に〝帳〟をブッ壊す‼︎」

ー五条悟を助けるぞ‼︎‼︎‼︎ー