最悪の呪詛師の妹は【呪術廻戦】2 (ページ16)

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大野side
雨「…」ｺｸ
『行きましょう』
ダッと二人で走り始めた

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21:27 明治神宮前〜渋谷間

虎杖side
メ「虎杖‼︎いいニュースだ‼︎ 奴ら、封印した五条ヲB(地下)5F(階)から動かせなイ‼︎」
走りながら、耳についたメカ丸の言葉に耳を傾ける
虎「なんで⁉︎」
メ「五条悟だからダ‼︎」
虎「ハハッ！納得‼︎」
メ「包囲網を作るゾ‼︎ 渋谷駅、各地下鉄路線の隣駅から術師を向かわせロ。〝術師を入れない帳〟が上がり次第突入だ‼︎」
虎「向かわせろったって…伊地知さんと連絡つかねぇし…。

あ‼︎」
メ「何ダ‼︎」
思い出すのは冥さんとの会話。

トプン、
虎「‼︎」
〝帳〟を抜けた瞬間に見えた、呪霊と一般人。

四、三、二、一、

《殺して》

蘇る、言葉

ドドドパパン
襲っている呪霊に攻撃を喰らわせながら走る。

「ﾖﾖﾝダ??」
目の前に現れた呪霊に蹴りを入れ、走る。

近くのマンションの壁を伝って屋上。

虎「ｽｩｩｩｩｰｰｰｰｰｯ

ナナミーーーーン‼︎‼︎」

俺の出来る限りの声で叫んだ

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伏黒side

伏「⁉︎」

虎「ナナミンいるーーーー⁉︎?」

この声……虎杖か？…って、ナナミンって七海さん……？

虎「五条先生があっ!封印されたんだけどーーーー‼︎‼︎」

七「‼︎」
伏「封印⁉︎」
七「二人共」
七海さんが俺たちを呼ぶ
七「予定変更です。すぐに虎杖君と合流します。もし封印が本当なら、

_______終わりです。この国の人間全て」

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虎杖side

虎「ナ・ナ・ミン‼︎ナ・ナ・ミン‼︎ナナナナナナミン‼︎」
伏「おいって」
べしっ、と頭を叩かれる
虎「伏黒‼︎ナナミン‼︎、ん誰⁉︎」
黒井ニットキャップ？を被っている男。
七「……」
「ナナミンってマジで七海サンのことだったんだな」